駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
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 「なんとなく花のみち日記」 2012年 06月 10日 (日) 21:43
星組みてきた。
柚希礼音みてきた。
月に一度か、下手したら数ヶ月に一度の観劇だから
作品とか内容なんてどうでもいい。
私はただ、柚希くんが踊っているだけで幸せだ。
豪快だった。
爽快だった。
心地のいいダンスだった。

紅ゆずるくんは、タコだった。
ええ。
タコ。
蛸のように軟体な、顔。
素敵すぎる顔芸と首から下のギャップがいじらしいのか痛々しいのかわかんないけど。
もうね。
とにかくね。
可愛くて可愛くて仕方が無い。
こんなひと真ん中に置いておくなんてもったいない!(褒めている)
彼女の演じる秘密警察は、片想いすぎて独り相撲すぎてギャグすぎた。
正塚作品なのにありえへん。
大好きです。

夢咲ねねちゃんはかっこよかった。
かっこよくって頼もしくって、もちろんうまくて、とってもきれい。
背筋がきれい。
男役よりオトコマエ。
娘役の強い組は良い組です。

涼さん。
そこはかとない昭和の香り。
男役の香り。
宝塚の香り。
この人みてると「星組観てる!」って満喫できた。
「美学を観てる。」
そんな気がした。

宝塚の命は新陳代謝。
誰かが退めれば誰かが入る。
大きな穴があいてもすぐに自然にまた埋まる。
だけど一人が抜けるたび、やっぱり怯えてしまうのだ。
こんどは何が失われるのだろうと。
私も年をとったのだな。
 「なんとなく花のみち日記」 2012年 03月 06日 (火) 00:18
空が朝からぐずぐずと泣いてばかりいた。
啓蟄の雨だ。

夕方前に大劇場前へ着くと、すでにファンクラブさんが出待ち体制をつくりあげていた。
隊列を組み。
手をつなぎ。
水も漏らさぬガードっぷり。
 「信仰宗教の儀式みたいだね」
と誰かが言い、私はエジプトのピラミッドで行われていたUFO教団の儀式を思い出した。
・・・たしかに、そっくりだ。
託児所の窓から子供たちが珍しげに見下ろしている。

『終演は5時半』と劇団のスケジュール表には書いてあったけど、
ファンの人たちが劇場から走り出てきてパレードの場所取りに殺到したのは6時頃だった。

退団者が歩む花道に、色とりどりの風船が並んだ。
ファンの人たちが手に持ってゆらしている。
赤や青やオレンジや。
にぎやかな花が咲いたみたいだった。
うっかり放たれた風船がひとつ、ふわりと浮かびあがって夜空にとけていく。

風船の列のあいだに車が停められる。
拍手があがる。
袴姿の退団者がひとり、またひとり、花道を歩いてやってくる。
最後の笑顔を見せてくれる。

可愛らしく微笑みを配りながらゆく人。
すいすいと爽やかに歩いていく人。
みんなきれいだった。

空模様も退団者を気づかって、しばらく降るのを我慢していた。
なのに、青樹泉ちゃんが去ったとたん。
最後の最後の姿が花の道に消えたとたん。
ふたたび「わあっ」と降りだした。
雨が、張りつめた寂しさをこらえきれなくなったみたいに。
いっしょうけんめいに笑ってるファンのひとの代わりに泣きだしちゃったみたいに。
なみだ雨って本当だ。

ひしめきあう大群集の中で傘をさすのは危ないと
みんなで肩寄せ合って濡れそぼってたら
最後のひとりが来た。
霧矢さんが来た。

黒の紋付、緑の袴。
まあるく輝くお月様。
一心に。
ひとすじに。
力のかぎり輝きつづけてきたお月様。

背中が、思いがけず細かった。
若い頃の印象が強いせいだろう。
痩せたなあと思った。
トップになるとみんな痩せる。
どんどん華奢になってゆく肩で、いろんなものを牽いて歩いてきたのだ。
拍手の中を。
嵐の中を。
ここまで牽いてきた。

牽いてきた仕事のぶんだけ、輝きは増すのかもしれない。
例えがおかしいかもしれないけど
私の目にはずっと、霧矢さんは職人に見えてたから。
プロの仕事をするひとの
それは一生に一度の仕事をやりとげた笑顔だった。

ゆっくりゆっくり進むたび、まわりの空気が熱くなっていく。
ファンの人たちが懸命に声をそろえて掛け声かけてた。
こっぱずかしい台詞をいっていた。
それから笑った。
犬のフィンチが袴をはいて霧矢さんに抱かれていた。
犬連れのパレードって初めてみた。
「かわいいね」
って声があがった。
犬のことなのか飼い主のことなのかはわからなかった。

気がついたら雨がやんでいた。
空は、泣き止んでいた。
 「なんとなく花のみち日記」 2012年 02月 28日 (火) 23:44
今日、月組さんの舞台をみながら
霧矢大夢さんのさよなら公演を観ながら
はるか昔の『ハウ・トゥ・サクシード』の新人公演を思い出していた。
霧矢さんが一部の主演をつとめた新人公演。
チケットを譲ってくれたおばあちゃんは
霧矢さんのことを「うちの近所の子」だと話した。
 「おもしろくってな。
  ええ子なんやで。
  ほんまに、ええ子。」
肝心の舞台はほとんど覚えていないのに
 「ええ子」
という言葉だけが耳に残っている。
そういう舞台だったのだと思う。

あれから何年経ったのだろう。
組替えをして。
休演もして。
苦労を重ねて。
たくさん重ねて。
誠実で、立派なお父さんトップさんになった。
それでも。
今も変わらずに。
・・・ほんまに、ええ子。
 「なんとなく花のみち日記」 2011年 07月 01日 (金) 21:32
宝塚市内で七夕の笹かざりを見かけた。
町の人たちが、短冊に願いを書いてつるしてゆく。
願いごとは微笑ましくて
失礼とは思いながらも眺めてしまった。

 「音楽学校に受かりますように」

・・・頑張れ! 

 「宝塚検定に受かりますように」

・・・えっと、頑張って。

 「『ファントム』がさらに再演してくれますように」

・・・よっぽど好きなのね。

 「たくさんのお客様が観にきてくれますように」

・・・あなたどこの人?

 「壮一帆さんがいつか素晴らしいトップスターになりますように」

・・・ああ。私もそう願う。

あったかくて一生懸命で
健気なくらい真摯なトップスターの舞台を
私もいつかは観てみたい。

で、ごめん、壮くんっていま何組にいるんだっけ?

私が短冊に書いた願い事は
 「いつか宝塚ファンに戻れますように」
です。
 「なんとなく花のみち日記」 2011年 05月 05日 (木) 19:22
予定どおりに旅を終わらせ
5月2日に帰ってきたのは
ちょっと
ちょっと
ちょっとだけ
星『ノバ』を観たかったせいもあるかもしれない。

柚希礼音のソールが観たい。

そういって藤の木のしたで友達とおちあい
久しぶりに大劇場のゲートをくぐった。
すっかり忘れていたけどゴールデンウィークで
子供がいっぱいいて
にぎやかで
なんだか昔みたいだ。
ファミリーランドがまだあった頃の宝塚。

五月満開、たからづか。
満員御礼、たからづか。
立見万歳、たからづか。

・・・何年ぶりやろ、立見なんてしたの。

このご時勢に立見がでるなんてすばらしい。

すばらしい公演だったと思う。

熱い熱い舞台。

いや、舞台だけじゃない。

客席も熱かった。

今年の初舞台生は幸せだ。
 「なんとなく花のみち日記」 2010年 07月 27日 (火) 00:25
アスファルトさえ溶けそうな。
陽炎のたつ花のみち。
うだるような西日にさらされて
 「今ここでアイスや氷を売り歩いたら儲かるだろうに」
と考えていると。

夕焼け空に、雪がひとひら、舞い上がった。

ファンクラブさんが用意した演出なのだろう。
泡のような羽のような・・・何でできているのかわからないが
真白い雪の結晶が
軽々と空にのぼり
ひらりと雲にとけていった。

やがて雪のように白いファンの会服が大劇場前を埋めた。

雪組千秋楽。
退団者の袴姿を見送りにきた。

車がスタンバイする。
拍手がわきあがる。
袴姿の退団者が、ファンのあいだをゆっくりゆっくり歩いて通る。
とびきり幸せな微笑みを浮かべながら。

水ファンの人たちが
 「ミーマイの新公はご覧になったの?」
と昔話に花を咲かせているのが聞こえてきた。
そういえば月組時代の新人公演で、水さんはビルをやってたっけ。
素晴らしく楽しい新公で、新しい時代の幕開きを感じたものだ。
あれから、いっぱい。
いっぱい観たなあ。
いっぱい楽しませてくれた。
あのとき始まった一つの時代が今、終わろうとしている。

感慨にふけっている間にもパレードは続いていく。
真波そらちゃんが報道陣を無視して車に乗り込もうとした。
 「そらちゃんらしい」
とファンが呟いた。
ちょこまかと動く姿が可愛かった。

愛原実花さんは目じりを拭っていたが
美しく凛とした姿でファンにきちんと頭をさげた。
ありがとうございましたとはっきりした声が届いた。

最後に水さん。
それは驚くほど静かなお見送りだった。
静かに静かに。
ペンライトの青い光が、海底みたいに揺れていた。

怒涛の拍手がわかなかったのは、
ファンの人たちがペンライトを振っていたためだ。
そのかわりに呼んでいた。
口々に呼んでいた。

水さん。
水さん。
水さん。
水さん。

叫びではなく。
泣き声でもなく。
拍手にかき消されることがないぶん、一人ひとりの呼び声がよく響いた。
熱い想いがよく響いた。

水さん、ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。

水さんはファンに笑顔でこたえ、
お辞儀をし・・・
なんだか見た事もないような穏やかな表情で去ってしまった。
ふわりと。
雪がひとひら、空へ昇っていくように。

こうして
怜悧な男役のシルエットは大劇場から姿を消した。
 「なんとなく花のみち日記」 2010年 02月 05日 (金) 23:48
立春を過ぎてもまだまだ寒い!
なんだこの寒さ!
寒すぎたせいか、大劇場のアナウンスがちょっと舌足らずで、こう聞こえた。
 「本日の出し物は、ヤケ組公演・・・」
ヤケ組ときたか。
これだけ退団発表てんこもりでは、たしかにヤケを起こしたくもなる。

いや、自棄になってはいけない。
雪だ、雪。
雪組公演。

順序が逆になるが、ショーから書いていこう。
ショーの演出は稲葉太地くん。
これが大劇デビューとなる若手さんだ。
若者らしく、センスよく、タイトルがこじゃれた外国語で、覚えられない。
なんか『カルボナーラ』みたいなやつだ。
隣りの親子はこんな会話をかわしていた。
 「ねえ、おかあさん。『すいむ』ってなあに?」
 「うーん、すいむ・・・すいむ・・・なんだろうねえ」
お母さんは考えたあげくに
 「SWIM!泳ぐことよ!」
平泳ぎをしてみせた。
正解は『カルネヴァーレ睡夢』。
もっと庶民にも分りやすいタイトルにしてもらいたい。

とにかく、にぎやかなショーだった。
色とりどりで。
音いっぱい。
大勢のダンサーが舞台いっぱいにひろがって踊る場面がやたら多い。
私はそれなりに楽しかったけど、
隣席のひとには睡夢が睡魔になってたようで
ベネチアのゴンドラならぬコックリ船をこいでいた。
きっとファンには良いのだろう。

一方、芝居は『ソルフェリーノの夜明け』。
サブタイトルは「アンリー・デュナンの生涯」となっているが
生涯というよりも人生のターニングポイントだろう。
スイス人アンリー・デュナンが戦場の悲惨なありさまを見て、赤十字を創設する経緯。

作・演出が植田紳爾、と聞いて、ファンがざっと頭に思い浮かべる雰囲気の作品と思ってまあ間違いない。
やたら長くて時間かせぎみたいなプロローグ、
説明づくしの長台詞。
単純明快なストーリーをくどいほど力説。
「少しも早く」を連発し、
お涙ちょうだい作戦に出るも失敗し。
ツッコミどころがハンパない。
・・・そのくせ、きちんと盛り上げる。

前半はとてつもなく眠たかったくせに(失礼)
何なのだ?
この終わったあとの爽快感は!
正直、精密で美しいがメリハリのない作品よりも、
古臭くて穴だらけで、でもちゃんと盛り上がれる植田作品のほうが、
私は親しめる。

雪組さんは、熱かった。
すごい気合だった。
客席を食いつくしてしまいそうなほどの気合。
最高潮に達したのが終盤での水さんと未来優希さんとのやりとりだ。

つまらない脚本を責めるのは簡単かもしれない。
劇団はもうダメだとこぼすのは当然かもしれない。
それでもこうして目のまえに
必死で舞台にたつ人たちがいるのだから
懸命に力をつくしている人たちがいるのだから
その熱意の前には
どんな愚痴の言葉もかき消されてしまう。

いろんなことがあって
哀しくてせつなくて
いたたまれないこともあるけれど
それでも今は観ていてほしいと。
みんなこんなに頑張っているのだから。

それは、情報が氾濫する社会において
私たち観客にはっきりと伝わるただ一つの真実だ。
熱い熱い舞台から伝わってくる真実だ。
・・・みんな、一生懸命に頑張ってる。

だからファンも熱かった。
一生懸命な舞台をみんな一生懸命に観ているのだった。

そんなファンの眼差しのなかで
彩吹真央さんが一曲うたった。
なんて優しい声でうたうのだろうと思った。
このひとにしかうたえない歌を、もっともっと、聴きたかった。
幸せになってもらいたかった。

せつないような初日だったけれど
最後は雰囲気のいい拍手で緞帳が降りた。
相変らず立て板に水の挨拶をしていた水さんが
最後の最後のカーテンコールでよくわからないことを口走った。

「宝塚ファンの愛が、
 雪組ファンの愛が、心に、刺さりました。」

ぐさり。
刺さったのか。
それはトゲか。
ファンのトゲか!
ファンの皆様、あんまりいじめないであげてくださいってことで、終わり。
 「なんとなく花のみち日記」 2010年 01月 29日 (金) 22:39
次の娘役トップが決まったらしい。
よその組から来るらしい。
顔も名前もまったく知らないひとだから
コメントすることが何もない。
いったい、宝塚ファンのうち何パーセントが彼女を認識できるのだろう?
 「顔と名前が分る人、手を挙げて!」
ってアンケート取りたいけどあからさまに失礼なのでやめておく。

未知数なのは、良いことだ。
良い子だといいね。
よくわからないけどおめでとう。

以上。

次。

本題。

生まれて初めて『OGの舞台』を観にいった。
私は『外』の舞台は観ない。
どんなに好きなスターさんでも、卒業したら、さようなら。
そう決めていたのだけれど。
 「春野寿美礼を観にいこう」
と誘われて。
どうしても歌が聴きたくなって。
歌が。
あの歌が。
聴きたくて。
とても聴きたくて。
梅田で観てきた。
『ファニー・ガール』。

ブロードウェイ・ミュージカルのコメディだそうだが
正直、笑えないコメディほど痛々しいものはない。
ブロードウェイの笑いと
東京の笑いと
関西の笑いは
きっとぜんぶ違うのだろう。
正塚晴彦らしいテンポよくクスリと笑える台詞はたくさんあったのに。
・・・悪いけど、どうしていいか分らない。
困ってしまう一場面が強烈すぎた。

それにしても橋本じゅんさんが巧かった。

そして剣幸さん。
ちゃんとした舞台を観るのは十数年ぶりだけれども
出てきたとたん一瞬にして
 「ウタコさんだ!」
と見つけられる。
今日はコンタクトもしていないのに。
不思議なものである。

春野さんは19歳の少女から始まって
恋して結婚して離婚して
とっても・・・女で。
虚飾と魔法の解けた舞台姿に
私は予想どおり、特別な興味も感慨ももつことはなかった。

だけど
歌いだすと春野寿美礼だった。
私の聴きたいような歌はなかったけれども
それでも春野さんの歌だった。
女声で高音域になり
天まで抜けゆく声だった。
それで十分だったのだ。

終演後
 「オサさんがどこを目指しているのかまだわからない」
とファンが呟いた。
劇団にいるあいだは進むべき道は一本道だが
出てしまえば、そもそも道なんてものが存在しない。
どのジャンルに進むのか。
進んでいけるのか。
退めてからのほうがよっぽど大変かもしれない。
良い歌手になってほしいねと話した。
また、あの歌をいつかどこかで聴けますように。
 「なんとなく花のみち日記」 2010年 01月 25日 (月) 19:13
来たぞ。
ついに来た。
半年ぶりの大劇場。
ふわふわドレスと付け睫毛、
イミテーションでデコレーションでキラッキラの世界。
夢の世界への扉が、半年ぶりに今、まさに開こうとしている!!
 「うっ!」
自動ドアが開いた一瞬、むせかえる香水と女くささにひるんで帰ろうかと思った。

いかんいかん。
帰っちゃいけない。
今日は観るのだ。
友達と観るのだ。
何組を観るのだ?
 「星組や!」
なんか分らんうちにチケット買ってたよ。

続きは、ネタバレ嫌いな人と怒りっぽい人は読まないでね。
 「なんとなく花のみち日記」 2010年 01月 22日 (金) 23:29
待ってろ大劇場。
もうすぐ、観にいくから。

トイデジで大劇


ミナコちゃんが退めるらしいね、って、またメールがきました。
ミナコちゃんて誰かわかんないので調べたら、またトップさんでした。
・・・また、雪組さんでした。
愛原実花さんでした。

大人の事情が、そら恐ろしいです宝塚。

 
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