駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
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 「ネタバレ!」 2007年 09月 15日 (土) 21:25


○ 幽霊

手なんかつないでいい雰囲気の2人だが、本舞台に帰ってくると3人に増えていた。
闇に紛れて再度登場!
カタコンベに君臨する恐怖の歌姫・矢代鴻!
 「うぎゃー! お化けえ~!」
ヴェロニカはまたも失神寸前。
だが冷静なシャンドールさんは
 「なあんだ墓守の女房じゃないか。出口を教えろよ」
 「あっかんべー! 一生ここから出してやらないよーだ」
墓守婆ちゃんが憎まれ口をきいた、そのときだ。

ヴェロニカは聞きつけた。
かすかなかすかな歌声を。
遠くから響いてくる。
微風のような、女の声を。
響いている。
近づいてくる。
歌声がこちらに向かってくる。
 「来ちゃだめ!」
墓守女がうろたえて叫んだがもう遅い。

若い女がふらりと現れた。
水色のドレスに長い髪、白い顔、足はあるけど幽霊そのもの。
 「もうダメ」
今度こそヴェロニカは気絶した。
シャンドールは一瞬、幽霊かヴェロニカか、どちらの相手をするべきか迷ったが、
ヴェロニカは大丈夫そうなのでそのまま寝かせておくことに。

女は幽霊なんかじゃなかった。
死んだとされていた皇太子妃・マレーク(城咲あいちゃん)なのだ。
ただし、幽霊のようにぼんやりしてる。
足取りもゆらゆら。
自分が誰かもわかっていない。
襲われたショックで記憶をなくし、気の毒に思った墓守の婆ちゃんが今まで彼女の世話をしてきた。
まるで自分の娘のように世話をしてきた。
 「この子はここにいるほうがいいんだよ!
  外に出たら殺される!」

だがマレークは、夢の世界の住人でありながら、夫の名前だけは覚えていたらしい。
霞がかかったような声で
 「ボルディジャール・・・ボルディジャール!」
と、呼んでいる。
そのあとシャンドールは婆ちゃんを説得することに成功。
マレークをつれて脱出することを計画しはじめる。




○ その頃

一方、他の人々。
シャンドールの友達5人と、ヴェロニカのボディガード仲間は、
 「あの2人、拉致られちゃったね」
 「どうしよう?」
と、途方にくれていた。
ああだこうだと悩んでいると、墓守夫婦があらわれて、
 「わしらがマレーク様を匿ってました。
  拉致られた2人も一緒にいます」
と告白にきた。
おとぼけ司祭様までやってきて、
 「カタコンベには秘密の入り口がー!」
そこで一行は大挙して救出に向かう。
カタコンベは向かって、れっつごー!



○ 大団円

場面が変われば、もはや救出劇は終わっている。
あっさりすっかり終わっている。
いつのまにかマレーク様はお屋敷に戻り、
皇太子の隣で穏やかに微笑みながら
 「記憶が戻らなくてもあなたを愛していいですか」
なんて言っている。
めでたしめでたしなのである。

なぜ肝心のマレークを生かしておいたのか、とか
なぜシャンドールたちは殺されなかったのか、とか
カタコンベのガードは弱すぎじゃないか、とか
正塚先生にとって1時間半はあまりにも短いのであろう、とか
そんなこと考えるのは賢い人におまかせしよう。

マレークが救出された段階で一気にどうでもよくなるこの話。

だがしかし、忘れちゃならない犯人探し。
事件の首謀者はまだ見つかっていないのだ。
シャンドールはもう一働きすることになった。

皇太子が催す盛大なパーティ。
紳士淑女の皆さんが勢ぞろいしたところで、シャンドール・ザ・グレートが派手に登場。
驚異の透視術をお見せしよう!と歌う。

私の耳はこの場面が苦手らしい。
瀬奈サンがかっこよく歌う、
 「新たな予感に~」
という歌詞が、何度きいても
 「新たな○管に~」
とスミレコードぶっちぎりのシモネタに聞こえ、動揺のあまり本来の歌詞を聞きのがしてしまうのだ。
まあ、おそらくは
 「俺様、驚異の超能力者!
  どんなに上手に隠しても悪事はぜんぶお見通し。
  さあ、マレーク様を襲った犯人を言い当ててやろう・・・」
てな歌であろう。知らんけど。

この歌はシャンドールのハッタリ大作戦だった。
だが犯人たちは、なんといっても透視を信じる素直な人たちなので、あからさまに動揺した。
おそらく、○管で動揺している私以上に、動揺した。
そこで
 「おっ、動揺しているぞ、あいつが怪しい!」
ということで犯人を割り出したらしい。
・・・安易?

捕まったのは2人。
犯人その1。
軍人の偉いさん・アンドラージュ(良基天音さん)
人ごみのど真ん中でピストル自殺しようとするが、取り押さえられて逮捕。

犯人その2。
なんとか大臣・バルトーク(北嶋麻実サン)
階段をのぼって逃げようとしているところを逮捕され、
 「うお~」
と泣きだしてしまう。

今まで一度も出てきてない登場人物が犯人で、
しかもハッタリだけで捕まえてるような気がするが、
そんなことを気にしてはいけない。



○ おしまい

マレーク様は見つかるし。
悪い奴らは逮捕されるし。
どこまでもハッピーエンドである。
シャンドールは、もうこれ以上透視能力者のフリをするのはゴメンだと、この国を去ることにした。

最後はシャンドールとヴェロニカ2人きりの場面。
彼女の肩にさりげなくマントをかけるシャンドール。
 「好きですよ、あなたのこと」
さらりと言ってのけるシャンドール。
ミラクル男前なシャンドールである。
そうしていつのまにか
 「シャンドールが旅する間、ヴェロニカが彼のマネージャーをつとめる」
ことに決定していた。
  
そういえば、ヴェロニカはシャンドールに
 「あれは本当は超能力なんかじゃない。
  透視なんかじゃない。
  種も仕掛けもある、大嘘」
と教えてもらっていたが。
皇太子さんは最後まで気持ちよく騙されたままであった。
・・・知らないほうが良いことも、人生にはあるもんだってことで。

これにてお終い。
カテゴリ: ネタバレ!
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