駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
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 「ネタバレ!」 2007年 09月 03日 (月) 10:09
『MAHOROBA』-遥か彼方YAMATO-
 「(4)吹雪~ラスト」

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○ 第8場 吹雪

ここは東国。
北国の冬。
モノトーンの舞台に尺八が響く。
客席後方から聞こえてくるのは渋ーい演歌(みたいなの)。
歌っているのは誰ですか?

白い衣装の風神・シナツヒコ(桐生サン)が疾風となって鋭く踊り抜けていく。
吹雪なんだろう。
オウス(瀬奈サン)たちは苦しげによろめきながら歩いていく。

本舞台には男役集団。
黒衣の武人たちが、気合一声、斬るように踊りだす。
迫力のあるダンス場面。 
ストイックな武道のようだ。
彼らの役名は「鬼」。

「鬼」の牙城にオウスが踊りこむ。
剣のサルメ(霧矢さん)と槍のサダル(大空さん)。
3人は鬼たちと激しく戦い、
情熱的な津軽三味線が剣戟を煽る。

だが戦いは長くは続かない。
敵は多勢に無勢。
最初にサダルがよってたかって刺されて倒れた。
 「サダルー!」
剣を放っぽりだして駆けつけるオウス。
・・・戦闘の真最中だというのに、武器、捨てたん?
しかもその剣は、伊勢の巫女さんからもらいうけた剣、
 「オウスの命」
だというのに。
剣は鬼の手に渡ってしまう。
 「皇子ー!」
と叫んで丸腰のオウスを助けに走るサルメも、やがて矢を受けて倒れた。
オウスは半狂乱で刀をふりまわし、鬼たちを殺しまくる。
気がつけば周りは全員死んでいる。

オウスの剣を取り上げた鬼は・・・龍くんだったか?
舞台奥まで走っていくが、そこにはスサノオ(萬さん)が立ちはだかっていた。
紫の髪。
鋭い眼光。
若い鬼は萬サンの無言の迫力にひれ伏してそのままポックリ死んでしまう。

オウスに倒される最後の鬼は、越乃サンである。
セリフを遺して渋く死んでいく。
 「この地に生きて、この地に死ぬ。
  踏みにじられし我らの○○(・・・忘れた)(『誇り』だそうです)」

越乃サンといえば最初の場面で天皇をやっているのが印象的なので、
・・・・お父さんを殺してはいけないぞオウス。
なんて思ってしまうのは、きっと私だけなんだろうな。

それはともかく。
鬼の言葉に愕然とするオウス。
「鬼」も人間だったわけだ。
彼は天皇の命を受け、ヤマトのために異文化の人々を殺しまくってきた。
その結果、みんな死んでしまった。
サルメもサダルもオトタチバナ姫も、
鬼と呼ばれたたくさんの人々も、
みんなみんな死んでしまった。
なんだか虚しい。
そして悲しい。
オウスはむせぶように叫んだ。
 「帰ろう、ヤマトへ!」



○ 第9場 MAHOROBAの春再び

オウスはふらふらと銀橋に出る。
左足を怪我しているし、故郷を想って
 「ヤマトは我が心のまほろば」
と歌う声もほとんど泣いているようだ。
胡弓が哀しく主題歌を奏でる。
本舞台は闇。
LEDスクリーンに椿の花が一輪散ると、赤い衣装の娘役さんがぽっかりと浮かびあがる。
あんまり覚えてないのだけど、椿の花に囲まれて、どうやらオウスは死んだらしい。

だがすぐ蘇ってきちゃうらしい。
白鷺の衣装で元気いっぱいセリ上がるオウス。
・・・あんなすんごいサギが田んぼにいてたらびっくりするな。

最後を飾るのは白鷺たちの群舞。
サルメもサダルもオトタチバナも、
クマソタケルもさっき死んだ鬼も、
みーんな白鷺になって青空に飛んでいく。
命の翼をはためかせ。
ヤマトを目指し、故郷を目指して飛んでいく。

男役の歌う旋律と彩乃さんの高音。
躍動的な音楽に、白鷺たちは青空を翔んでいく。
なんと爽快な群舞だろうか。
感動的な群舞中、ゆっくりと幕が下りていく。 

(終)

カテゴリ: ネタバレ!
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