駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
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 「ネタバレ!」 2007年 08月 31日 (金) 23:22
『MAHOROBA』-遥か彼方YAMATO-
 「(3)ニライカナイ~嵐」
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○ 第5場 ニライカナイ

囚われの女の子たちを助けだしたオウス(瀬奈サン)。
あなたは誰かと訊かれ、
 「我はオオヤシマ、ヤマトコク、スメラミコトのミコ!」
外国語かと思っちゃうほど分りづらい肩書きを名乗っている。
そんなオウスは、親切にも女の子たちを琉球までへ送り届けることにしたらしい。
次の場面は沖縄なのだ。
潮騒の音。
海の音。
飛んでいくカモメにオウスも里心がついて、
 「私もヤマトへ飛んで帰りたい!」
次の場面はそんな彼の妄想なのか。
沖縄なのに、なぜか故郷においてきた恋人・オトタチバナ(彩乃サン)がいっしょに踊っている。

背景のスクリーンは沖縄の海。
カラフルな熱帯魚がゆらゆらと泳ぎまくっている。
流れる島唄。
三絃。
ゆったりとした琉球音階。
沖縄のカスタネットを鳴らす女性達の踊りや、
団扇太鼓みたいなのを打ち鳴らす元気の良い踊り、
霧矢サン率いる男役たちの勇ましい空手ダンスを経て、
元気のいい中詰めへと続いていく。



○ 第6場 三貴神~稲穂

季節は秋。
実りの秋。
オウスたち一行が立ち寄った出雲では、秋祭りが開かれていた。
広く開いた舞台全体が稲穂を思わせる黄色い灯りに照らされている。

まずはサルメ(霧矢サン)のソロ歌で菅笠風踊り。
・・・ということは、踊り手が持っているのは菅笠なんだろうが、
上にトマトがくっついているように見えて仕方がない。

それからサダル(大空サン)のソロ歌で傘踊り。
こちらも、椰子の木のパラソルみたいなキラキラ仕様である。
ココナッツ・ウーマンとか踊りだしそう。

最後にオウスが銀橋にでて、
 「ヤマトも今頃はきっと秋なんだろう。
  早くお家に帰りたい~」
と、故郷を想って歌いだす。
主題歌、良い曲です。
まほろば、まほろば。
我が心のまほろば。
 「お父さん(越乃サン)に会いたいよー!」



○ 第7場 嵐~祈り

狂言回し役のアマテラスたち3兄弟が歌う。
曰く、
 「お父さんに会いたくて、オウスは故郷へ帰って来ました。
  けれどもすぐに次の出張を命じられました。
  今度は東国遠征です。
  長旅になりそうなので、オトタチバナ姫も一緒に連れていくことになりました」

恋人をつれて遠征なんて良さそうではないですか。
ところが。

暗闇に不穏な音楽がざわめきはじめる。
夜の海。
嵐の海だ。
逆巻く波、砕け散り泡立つ水。
風がすごい勢いで走っていくような音楽だ。
波のダンサーたちが灰色の衣装を大きく振り揺らしながら踊る。
稲妻が白く明滅する。

翻弄される船のセットには、オウスとオトタチバナ姫の2人。
奥の一段高いセリの上ではサルメとサダルが・・・祈っているのか、溺れているのか。

だがこの場を支配しているのは海神・オオワタツミ(嘉月絵理サン)だ。
青く長い髪がめだつ。
腕を広げ、堂々とした姿勢でセリ上がってくると、
嘉月さんは普段よりもずっと大きく感じられる。

オオワタツミは伏せていた目を見開き、怒りの声をあげた。
 「なぜ神の許しなく女を渡らせた!」
女嫌いか。
困ったおっさんだな。
 
嵐の原因は自分だとオトタチバナは悟り、 
 「私が海神のもとへ嫁ぎましょう。
  オウス様、あなたは仕事をやりとげてください」
と申し出る。
嵐の中、必死で腕をのばして抱き合う2人。
 「波よ、風よ、鎮まりたまえ!」
とオウスが叫ぶが嵐はおさまらず、オトタチバナは船を降りた。
 「魂はいつもあなたのそばに」
と清らかな声で歌いながら。
波ダンサーズの肩に担がれ、しずしずと運び去られていく。
 「姫ー!」
最後の最後まで手を伸ばしつづけるオウスの絶叫が響く。

カーテン前。
オトタチバナの犠牲のおかげで船は無事に上陸できたらしい。
葬送の列なんだろうか。
人々(神様?)がぞろりぞろりと歩いていく。
オウスが悲しみの歌を歌い、サルメとサダルが哀悼の歌を響かせる。
 「我、願いを請いまつらん・・・」

それでもオウスの旅は続いていくのだ。
カテゴリ: ネタバレ!
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