駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
 「スポンサー広告」 --年 --月 --日 (--) --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ: スポンサー広告
 「ネタバレ!」 2010年 02月 11日 (木) 22:34
ネタバレ、久しぶりに書いてみました。
明日で完成させるつもりです。
○ プロローグ

緞帳があがる。
待ち構えているのは、ヒラヒラでキラキラな紳士淑女だ。
晴華みどりさんがいい声で歌いはじめ
アカペラ合唱団の皆様の
 「ソルフェリーノ、ソルフェリーノ」
と続き、ロマンチック・レビューになだれこむ。
舞台センターには娘役さんが集う。
「ごらんなさい」の小公女を真っ白けに脱色したみたいな、だいぶ気の毒な集団だ。
ゆ~らゆ~ら揺れて踊っていたら
セットのどんでん返しから、水夏希さんがご登場。

そんでまあ。
歌ったり。
踊ったり。
デュエットしたり。
銀橋に出張ったり。
もう終わるか? もう終わるか? と思わせぶりに延々と続く。
 「もしかしてこれショーだったっけ?」
心配になり始めた頃にようやく終わる。
ハイ、これで10分。


○ 地図前

時は1859年のイタリア。
・・・と言うと、あれだ。
『霧のミラノ』で「フランス語でコクリコ、英語でポピー」って歌ってた時代。
ジャンビーがカジノで踊りくるってた時代。
つまり。
オーストリアに支配されていたイタリアが、独立戦争を起こした時代なのだ。

中幕には地図が描かれている。
登場したのは2人のイタリア軍人。
未来優希さんと音月桂ちゃん。
役名は、知らん。
軍人音月とハマコ閣下でいいや。
音月くんは中間管理職。
ハマコ閣下はもっと偉い人みたいで、偉そうなヒゲを生やしておられる。

2人は戦争のことを説明しはじめた。
これぞ植田紳爾名物・説明台詞というやつだ。
頑張れ、観客。
耐えろ、観客。

 「イタリア(+フランス)VSオーストリアの戦争で、
 我がイタリアが勝利をおさめようとしている。
 オーストリアが死に物狂いで守っている最後の砦、そこさえ落せば戦いは終わるのだ。
 最後の戦場は、ソルフェリーノだ。」


○ 戦場

荒野。
激戦のあと。
まだ煙がくすぶっている。
舞台のあちこちに死体が横たわっている。
人間とかマネキンとか、しわしわの馬とか。

死体をよけながら歩いてくるのはアンリー・デュナン(水夏希さん)。
たまたま通りかかったスイス人旅行者だ。
 「ひどい。なんて悲惨なんだ」
彼の後から、地元民のおっちゃんが追いかけてくる。
馬車の運転手のおっちゃん(奏乃はるとさん)だ。
 「お客さあん、何してんですか、早く行きましょうよ」
しかしアンリーはそれどころじゃない。
うめき声が聞こえてきたのだ。
瀕死の負傷者を抱き起こしながらアンリーは
 「まだ生きてる人がいる!
  助けなくちゃ!」
使命感に燃えて立ち上がった!
正義の男の登場だ!
と、思いきや!
 「ソルフェリーノの夜明ーけがー」
歌いはじめてしまった。
ヒーローたるもの、歌いだしたら自分の世界。
負傷者、放ったらかし。
おっちゃんも、放ったらかし。
 「おおい、お客さあん!どこ行くの!」
水さんが銀橋まで行っちゃったもんだから、
おっちゃんが一人で負傷者をかかえ、途方にくれるのであった。


○ 野戦病院

戦場にほど近い教会。
野戦病院になっている。
白衣の医師と青いスカートの看護婦が忙しくたち働き、
新たな負傷者がぞくぞくと運びこまれてくる。
・・・マネキンさんも運びこまれてくる。
 「おい、大丈夫か、しっかりしろ!」
とか話しかけられてるけど、そのひと息してないと思う。

そこへ押しかけたアンリー・デュナン。
ケガした兵士を肩に担いで
 「この人もお願いします!」
治療を頼んだ。
だが、看護士のアンリエット(愛原実花さん)は冷たく突っぱねた。
 「お断りします!
  その人はオーストリア人です。
  敵は治療しません!」
敵には、どっちかというと死んじゃってほしいとか思ってる。
 「だけど彼らも同じ人間です!」
力説するアンリー。
ところが、
 バチン!
いきなり殴られた。
いや、女の子にではなく。
軍人・音月君に殴られたのだ。
ちょうど見回りにきていたらしい。
 「おまえ何を甘いこと言うてるねん!」
 バチン!
2回も殴った。
この人は噛み癖のある犬みたいなもんで、なにかあるとすぐ殴りたがる。

 「まあまあ、そう言わずに」
なだめてかかるのは医師・エクトール(彩吹真央さん)。
銀縁メガネに、汚れた白衣の袖をまくりあげ。
働き者で人の良さそうなお医者さんだ。

エクトールのとりなしでその場はおさまったっぽい。
アンリー・デュナンはエクトールと仲良しになり
2人で、「なんで戦争なんかするんだろうね」と真面目に歌う。


○ 「私を処刑してください」合戦

イタリア人しか治療しないというのは建前だけの話。
優しいお医者さんたちは敵軍のケガ人も手当てしてあげていたのだ。
ただし、教会の裏で、こっそりと。
優しいお医者さん筆頭・グラン先生?がちょっと可愛い。

上手に井戸。
貧弱な小屋もみえる。
負傷したオーストリア兵はここで捕虜になっている。
少年兵のポポリーノ(真那春人さん)はハーモニカの練習をしている。

カンカンカン…カンカンカン…
あ、半鐘が鳴っている。
火事が起こったのか?
ここはお江戸か!?
と思ったら、そうではなくて。
捕虜が脱走したらしい。

緒月遠麻くんとか、なんかそのへんのオーストリア兵が3、4人。
脱走したけどすぐに捕まったようだ。
むちゃくちゃ開き直って
 「俺達だって軍人だぞ!
  脱走して何が悪い!」
そりゃー悪いにきまってるだろ。
軍人・音月が松葉杖をけとばして怒る。
 「怪我人のフリしやがって!」
緒月くんのケガはとっくに治っているのに、松葉杖をもったまま脱走してたらしい。
そりゃ捕まるわ。

捕虜の脱走は銃殺刑。
よーし殺しちゃえ。
だが
 「彼らのかわりに私を処刑してください」
と名乗りでてきた者がいた。
汝鳥伶さん。
オーストリアの将軍だ。
立派なモミアゲをもっている。
モミアゲ将軍と呼ばせていただこう。
 「彼らの責任は上司である私にあります。
  私を処刑してください!」
モミアゲ将軍の申し出に兵士たちは驚いた。
そんなことはさせられません!
悪いのは私たちなんです!
ということで『私を処刑してください』合戦が展開される。
モミアゲ将軍とオーストリア兵がくどいほど口々に繰り返すのだ。
 「私を処刑してください!」
 「いや私を!」
 「いやいや私を!」
 「いやいやいや私を!」
 「いやいやいやいや私を処刑してください!」
うるさいわ!
このさい、全員やっちゃえ!

結論を下したのはイタリア側の偉いさん・ハマコ閣下であった。
彼はモミアゲ将軍の貫禄あるお腹まわりに一目置いている様子で
 「じゃあ、この人で」
と死んでもらうことに決めた。
モミアゲ将軍は言い残した。
 「私は死んで当然なのだ。
  あまりにも多くの兵士たちを戦場で死なせてしまったから」
泣き崩れる男達。
ものすごい号泣。

そういえば、銃声、一発しか聞こえてこなかったなあ。
カテゴリ: ネタバレ!
copyright (C) 駄らだら、たからづか。 all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。