駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
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 「なんとなく花のみち日記」 2009年 06月 12日 (金) 04:53
突然シゴトが休みになって、通勤着で行く花のみち。
なんの準備もしてなくて
なんの覚悟もしてなくて
のんきに行ってみたならば!
当日券売り場で驚いた。
 『お立見券のみ販売中』
お立見!
なんでだ!
何があったんだ?
・・・ああ、エリザか!
忘れてた。
驚いてる間に
 「ルドルフが役替わりらしいね。今日は誰?」
と友達からメールが来たが
 「知らないよー」
と答えてやった。
それどころかルキーニの配役すら知らないよ私。
幕が開いてのお楽しみ。
 
『エリザベート』は全体的にしんどい話だ。
舞台は暗いし迫力あるし、
死神なんかが主役だし。
歌も台詞もうんざりするほど・・・飽きている。

けれど今回の月組は、あっさりとしてシンプルで、
胃腸に優しい『エリザ』を観せてくれていた。

なにしろエロくないトートは久しぶりにみた。
瀬奈じゅんトート。
クネらないトート。
顔がそんなに白くない。
カラスの羽のマントとか
ファイナルファンタジーのボスキャラみたいな椅子だとか
凝ってるわりには、ずっと人間。
人間から離れすぎない瀬奈じゅんトートは、しかし、結局のところ「スター」だった。
ドクトル・ゼーブルガーがマントを脱いだらロックコンサートが始まった。
・・・いや、カッコいいし。
文句なしに今までのトートでいちばんカッコいいと思ったし。
 
こんな『エリザ』もアリなのだ。
どんな『エリザ』もアリなのだ。

そして凪七瑠海ちゃん。
若気の至りみたいなシシィ。
運動神経がよさそうな少女で、あれなら綱渡りのロープも一気に渡れるだろう。
もし
 「(王冠を落として)間抜けね!」
なんて声が聞こえてきたら、即、王冠をサッカーボール代わりにして
悪口を言った人の頭にゴールを決めてくれるだろう。
それにしても、少女シシィにひとめぼれする死神トートがとってもロリコンに見えたのも久しぶりかもしれない。

そんなシシィを溺愛する越乃リュウ父さん。
猟銃の手入れをしている場面では、意図的に暴発させてくれそうな匂いがした。
素敵。

ルキーニ。
イタリア人テロリスト。
龍真咲くん。
でっかく見えるルキーニだった。
キレてないルキーニだった。
キレてるフリをしているだけで。
みんなが本能のままに動いてる今回の月エリザでは
いちばん狡猾なワルかもしれない。

霧矢大夢さんはフランツ。
重すぎず軽すぎず、穏やかに静やかに歌うフランツ。
印象的なのは「扉をを開けてくれ」と歌う場面。
仕事上の問題をいっぱいかかえ、
帰ってきたら、家では嫁と姑がもめている。
まわりは全員ワガママだ。
ストレスたまってるよなあ。
泣きたいのはフランツじゃないか。
「安らぎがない」のはフランツじゃないか。
解放されるべきはフランツじゃないか!
息子ルドルフが死んだとき、棺を手でなぞる動きには胸が痛くなるくらいだった。
可哀想なフランツ。

役替わりのルドルフは青樹泉くんのようだ。
 「ぼくはママの鏡」
とか言ってるけど確実にお父さん似だな彼は。
要領の悪い長男だ。
一途で誠実。
懸命で不器用。
皇太子のくせに、小物。
けなげなルドルフもアリだと思わせたけれど
王様になる夢はみないほうがいいぞルドルフ。
人間無理しちゃいけないよ。


若いシシィの『私だけに』を微笑みながら聴いた。
頑張って頑張って頑張って歌ってた。
シシィだけじゃない、黒天使も女官も市民も患者たちも親戚も、
月組みんなが頑張って頑張って頑張ってた。
今回もきっと素晴らしい初日だったんだろう。
・・・一生懸命努力をするひとが、みんな報われますように。
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