駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
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 「ネタバレ!」 2008年 09月 19日 (金) 18:14
今回は半笑いでつっこみたくなるような作品ではないので、
ネタバレ書くつもりもなかったのですが。
・・・まあ、ちょっとだけ。
  
○ 第1場

暗闇に、光の輪がめらめらと浮かんでいる。
あれは太陽だ。
日蝕の黒い太陽。
コロナの輪の片隅から光が漏れ、日輪は宝石をつけた指輪の形となってショーが始まる。

上手花道に登場したのは水夏希さん。
黒いガウンを身にまとい、妖しい主題歌を流しつつ銀橋をわたる。
彼の名前はガスパール。・・・リサは出てこない。
彼は指輪の精なのだそうだ。

ガスパールの妖しい歌に呼ばれ、いろんな人たちが舞台上に湧き出でる。

主題歌を歌い継ぐのは古のソロモン王(奏乃はるとさん)。
髭をふりみだし、目をぎらつかせ、えらい迫力だ。

沙央くらまくんとか大湖せしるくんとかは、
「極楽鳥」とかいう名前で黒ダルマを着て足をだしている。

赤髪のへんてこな宝石商(未沙のえるさん)が
 「よってらっしゃい見てらっしゃい!
  指輪だよ、 宝石だよ、お買い得だよ!」
と、銀橋で商売をはじめた。
へんてこさではいい勝負の鑑定士(未来優希さん)が
 「詐欺師、ペテン師、ニセモノだ!」
とつっこむ。
 「それでは本物をご覧にいれよう」
と、宝石商がとりだしたのが
 「ソロモンの指輪」
である。
紀元前の大昔、イスラエル王ソロモンはこれをつかって動物達と話をしたという。
伝説のソロモンの指輪。

そしてもう一人。
彩那音ちゃんがふらふらしてる。
ふらふら歩いてる。
迷子かもしれない。
その名は「青年」。
固有名詞すら無い。
お衣装は若き日のシャーロック・ホームズみたいだ。
彼が下手から銀橋を渡ろうとしたとき、反対側から歩いてきた女性とすれ違う。
美しきミストレス(白羽ゆりちゃん)。
セレブでゴージャスでセクシーで。
光り輝く白い肌。
妖艶に笑う唇と。
誘うような流し目と。
青年がぼうっと見惚れていると、執事(飛鳥組長)に
 「しっ、しっ!」
と、犬コロのように片手で追い払われてしまった。


○ 第2場

盆がまわる。
盆いっぱいに横たわるセットは、巨大な指輪である。
コロセウムみたいな円形のセット。
中には真っ黒なダルマ姿の極楽鳥たちが群れ、黒い羽のついた尻尾をわっさわっさと振っている。
このわっさわっさが、上から見るとちょっとコワイ。
指輪の上の高いところにガスパールが立っている。
歌うのは、指輪の精その2・バルタザール(彩吹真央さん)だ。

極楽鳥の群れが飛んでいってしまうと、次にはアダルティな男女が踊る。
ガスパールも、バルタザールも、指輪の精その3・メルキオール(音月桂さん)も踊る。

あ、迷子発見。
頼りないシャーロックホームズみたいな青年がまたふらふらしてる。
娘役さんにむかって次々と手をのばすが、残念、全員にフラれてしまう。
 「誰かと手をつなぎたい~」
悲しく歌うが、誰にも聞いてもらえない。
誰かあの可哀想な子とお手てつないであげてちょうだい。

やがて水さんが
 「弾丸が飛び交う夜、あなたがくれた指輪に口づけた。」
と歌い、迷彩服の男達が踊りはじめる。
命をかけた戦場で、指輪は愛する人を思うよすがなのだ。


○ 第3場

場面はジャングルへ。
夜の森に獣たちの吠え声がこだまする・・・と思ったら、ヒトの声ではないか。
タカラジェンヌが猿の鳴き真似をしていなさる!
すごい!
巧い!
誰の声?

舞台センターには、鳥籠。
はじめは灰色の微妙な鳥さんが2羽入っていたが、
いつの間にか入れ替わって、さきほどのアーミー軍団が押し込まれていた。
動物達につかまったのだろうか。
エサにされるのだろうか。

音月メルキオール君が、妖しく微笑みながら荒っぽいリズムの曲を歌う。
 「ヒトもケモノも一つに戻ればいい・・・」
ということで、ケモノたちが登場。
娘役さんたちが扮する、クモやサソリ、ライオンやゾウたちだ。
どこかのマルグリットさんが舞踏会に着てくればよかったと嘆いていた、
憧れの「シマウマのドレス」も誰かが着てた!

そういえば、水夏希くんの超モヒカン?
ってこの場面だっけ?

しかしこの場面の主役は、どう見てもキリンであろう。
高さ3メートルの巨大ドレスを着た山科愛ちゃん。
・・・これは荻田先生の愛なのかジョークなのか?
黄色い巨大なドレスを剥ぐと、山科愛ちゃんは移動階段の上に乗っていたことがわかる。
トントンと身軽に降りて踊りだした彼女は、ドレスなんかなくっても十分に存在感のある愛らしさだ。

ジャングルが消え、音楽がしぼみ、音月くんが銀橋にでて歌を続ける。
どうも彼女と別れた歌らしい。
 「約束の指輪だけど、海に捨てよう」


○ 第4場

舞台転換。
はけてゆくセットの背後から、あらわれたのは一つのシルエット。
影法師のようにスマートな水さんだ。
立ち姿だけでもゾクッとするほどの美しさ。
うつむき加減の顔をあげ、動きはじめる。

コントラバスの低い音色が流れ、彩吹真央さんが優しい声で歌う。
ガスパール水さんと、どうやら人間であるらしい女・天勢いづるくんが踊る。

そこになだれこんでくる青いドレスの女たち。
舞台は一気に海の色に染まる。
波音がざわめき、飛沫があわだつ。
青い青い波は、うねり、渦巻き、怒涛となって打ち寄せる。
女たちは情熱的に踊り、音楽が激しく流れていく。
圧倒的な群舞だ。

ガスパールはバルタザールやメルキオールと腕を絡ませ触れあいながら踊る。
青い世界にミストレスの赤いドレスが際立ち、凛として美しい。

群舞が終わり、舞台は静けさをとりもどす。
孤独に佇むガスパール。
その背後を、天勢いづるさんが幽霊のように足音もなく歩いていく。


○ 第5場~6場

さあ、困った。
ここまでしかメモを書いてない。
どこまでが5場か6場か、順番なんか、知らん。


ピアノの音。
風の音。
哀しい寂しい、侘しい土地だ。
砂漠のような土地だ。
未来優希さんが歌う。
沙央くらまくんも歌う。
白い衣装の人々がくるくると舞ってゆく。

天使みたいなユニコーンみたいな姿で、凰稀かなめくんが登場。
金髪に白い衣装が神々しいくらい、本当に綺麗な男役さんで、
・・・明石屋さんまに瀬川瑛子とか言われた人とは思えない。

彼と絡んで踊ったのは緒月遠麻くん?
顔がやけに力んでいた印象だが、ひょっとすると別人だったかも分らない。
凰稀くんが自分の尻尾(羽)を手にもって踊り
 「これあげる」
と渡していた気がする。

一方、迷子の青年・彩那音ちゃん。
相変らずふらふら彷徨っているところに、白の衣装の山科愛ちゃんに遭遇した。
はじけるような笑顔の女の子だ。
青年は喜んで
 「やっと見つけた、僕のプリンセス!」
と駆け寄ろうとした、そのとたん、
美形の柊巴くんがサッと出てきてプリンセスの手をとった。
柊くんと山科さんはそのまま銀橋にでていくと、視線をかわし、微笑みあいながら去ってゆく。
短いけれど幸せな場面だ。
 「・・・僕、またダメだった・・・」
と迷子の青年は落ち込んでおりますが。

舞台は明るく、白い衣装の人々が行進をはじめる。
お祭りなのか。
パレードなのか。
シンバルを叩く者、鈴を鳴らす者。
祝福の歌を歌いながら通りすぎてゆく。
神輿で担がれていくのは未沙のえるさんの宝石商だ。

やがて舞台はまぶしい光とたくさんの人々でいっぱいになる。
ガスパールがセンターで踊り、
バルタザールやメルキオールが歌いあげ、
さまざまな衣装の人々が、さまざまな表情で喜びを歌う。
みんなに囲まれたガスパールが上着を脱ぐと・・・血だ。
ガスパールの上半身が紅に染まっている。
まるで自分を撃ったエロール・マクスウェルみたいだ。
あの血は何だろう?
背後の陽気なイルカさんのセットは何だろう?
首をひねっているうちに、祭の興奮はますます高まって・・・終わりを迎える。

照明が絞られ、音楽は静かに止まる。
祭りは終わった。
夢は去った。
暗い舞台のガスパールに余韻を残しつつ、ゆっくり幕が降りてゆく。     
  
カテゴリ: ネタバレ!
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