駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
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 「宝塚雑談」 2008年 09月 14日 (日) 22:55
  「スタッフは生徒と違い、退団時に告知はない。」
そう言っていた演出家がいた。
 「近頃みないね、と思ったら退めている。」
まあ実際そんなもんだろう。

ところが、今回は違った。
スポニチだったっけ? 載ってたの。
 「演出家・荻田浩一が今回の雪組公演『ソロモンの指輪』で退団する」
ふつうは地味に消えていく演出家の退団がこんなふうに知れ渡ったのは、
メディアの発達のおかげ・・・ではなく、
やっぱり荻田浩一氏だからだろう。
荻田先生。
ファンに人気の演出家。
以前うちのサイトで「期待する演出家」のアンケートを2回とったところ、
2回とも、世代を問わず一位投票だった。

初めて『螺旋のオルフェ』を見たときは、冒頭のセリフからくらくらした。
眩暈のするような舞台だった。

耽美で甘美で、妖艶で。
暗くてコワくて、酔いしれて。
あやふやでもやもやで、ぐるぐるする。
荻田作品は、アートだ。
芸術だ。
・・・ゲイジュツってよくわかんないのだ。
抽象的な世界に浸りきるには私の貧弱な感性では間に合わないことも多かった。
正直、さっぱり分らない。
でももし分ったとしても、それを言葉で表すなんてナンセンスなのかもしれない。

ただ私は、荻田先生が、清く正しい宝塚に突如あらわれたブラックホールだと思う。
基本パステルカラーの甘い夢を売りにしている宝塚の舞台でありながら、
観客はたちまち荻田作品の濃厚で妖しい世界に引き入れられ、
魅入られ、溺れ、ぬめぬめと絡みとられてしまう。
麻薬のように抜け出せなくなってしまう。
あんな舞台を創ってくれる人は、もうきっと、いない。

荻田先生の退団はものすごく惜しいけど、
きっといろいろと不自由な宝塚の中にいるにはもったいない人なんだろう。

摩訶不思議だけど中毒性のある荻田ワールドを楽しみに、
もう一度劇場へ、『ソロモンの指輪』へ、
・・・行けたらいいな。(もう休み無いんだけどな。)
 
カテゴリ: 宝塚雑談
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