駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
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 「なんとなく花のみち日記」 2008年 08月 09日 (土) 19:31
先にショーをやっちゃったので。
お芝居はフィナーレ込み2時間に及ぶ長いものだった。
トイレはちゃんと行っておくように! 
思い返せば4年前、アテネオリンピックの開会式の日も花組『ラ・エスペランサ』の初日とかぶっていた。
その日と同じ正塚晴彦氏で『マリポーサの花』。
実は
 「マリポーサってどんな花だろう?」
とわくわくしながら観たのだが。
べつに薔薇でもチューリップでもヒマワリでもタマネギでも、
なんでもよさげな話であった。
・・・花の名前なぞどうでもいい!
とっても正塚晴彦だったのだ。

まわるまわるまわる盆、
モノトーンでシンプルなセット。
台詞は短く、説明がなく、
 「ああ」
 「うん」
 「ええ」
 「じゃ」
で会話が成立。
銃声、闘い、演説、「この国」、
アウトローな男と大人の女、
命をかけた男の友情、人間愛。

重くて暗くて、採算度外視。
客層、度外視。
リピーター無視。
俺は書きたいものを書く!
中途半端に逃げたり笑いに走ったりもせず、
どっしりしたテーマで突き刺してくる。

そして、こんな正塚作品に喰らいついていく雪組さんがまた熱い。
どんよりと重い物語が怒涛となって流れだす終盤、
あの・・・一つの場面へ向かって高まってゆく集中力!

そりゃ、かっこいいけども。
水さんも彩吹くんも、かっこいいけども。
かっこいいより・・・なんだろう。
くそ真面目に芝居に向かってゆく、なんか凄いもの観た気がしたんだ。

賛否は分かれるかもしれない。
開演から20分で
 「かえりたい~」
と子供が泣いた。
そら、泣くわ。
ぜんぜんお子様向きではない。
綺麗な衣装は出てこない。
日常の現実を忘れられる少女漫画みたいな癒しを求めたのに
なぜか新聞の海外政治欄が出てきたような作品だから。
実は私も、途中でちょっと泣きたかった。

でもね。
今まですっかり忘れてた。
私、ハリーが好きだった。
昔は正塚作品が大好きだった。
『テンダー・グリーン』に『ロマノフの宝石』、
『ブエノスアイレスの風』。
その頃を思いだすような作品だったと言っていい。
私の好きな正塚作品。
ものすごくマニアックだけど、
夏休みの大劇場にはどうかと思うけど、
実際リピートしろと言われたらちょっと唸るところはあるけれど、
いっそ爽快なくらいの正塚ワールドは、一見の価値アリだと思う。
  
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