駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
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 「ネタバレ!」 2008年 07月 11日 (金) 22:47
曇り空。
梅雨明け間近の花のみち。
蒸し暑いなかにも時おり爽やかな風が吹き、
 チリリリリン!
ベルの音に振り向けば、某組若手男役さんだ。
若者らしく爽快に、自転車で走りぬけていく!
胸元ひらいて。
風をうけて。
襟がめくれて。
・・・エロすぎて。
あー、朝からびっくりした。
暑いけどちゃんとしまっといてほしいものです。

ぜんぜん関係ないけど、星組ネタバレ一気に一幕終わらせます。
***************************************

○ ピボー軍曹と洗濯女

ピボー軍曹(美稀千種さん)。
怖い人。
片目に眼帯つけている。
彼の任務は『検問』だ。
脱走を企む貴族を捕まえてギロチン台へと送りこむ。
今日も元気にお仕事開始。

優秀なピボー軍曹はさっそく怪しげな女を発見した。
 「おい、おまえは何者だ?」
 「洗濯屋です」
 「ウソをつけ、そんなきれいな手をした洗濯屋があるか。
  本当は貴族のお嬢様だろう、逮捕する!」
俺様って頭イイ~!
とか思っていると、洗濯屋のおばちゃん連中が集まってきて騒ぎはじめた。
 「あの子は洗濯物をたたむ係だから手がキレイなんだよー」
 「ワシは干す係」
 「ワシは吊るす係」
そして最後に
 「縛る係りもいるぞ!」
と一声。
ピボー軍曹は背後から縛りあげられてしまった。
おばちゃん達はみんなピンパーネル団の変装だっのだ。
たちまち公安委員会とピンパーネル団のケンカになるが、
 「洗濯ロープで大縄跳び!」
とかバカなことやってるあいだに、公安委員会チームは全員、縛りあげられてしまう。
あまりの無能さ加減に、上司のショーヴラン(柚希礼音くん)が気の毒でならない。

ちなみに、周りの市民は見てるだけ。
助けてやれよシトワイヤン・・・。
 

○ スカーレット・ピンパーネルは誰だ

一方、マルグリット(遠野あすかさん)。
婚礼の夜に何にもなしのまんま、夫に
 「旅に出ます」
とメモを残して逃げられた気の毒な新妻。
内心では
 「帰ってきたらシバいたる!」
くらいに怒りまくっているのかもしれませんが、そこは女優。
ぐっとこらえて優雅なサロンの女主人を演じています。

サロンに集まったのは、
琴まりえさん、華美ゆうかさん、夢咲ねねちゃん、
音花ゆりちゃん、純花まりいちゃん、
妃咲せあらちゃん、蒼乃夕妃ちゃん、稀鳥まりやちゃん、
・・・えーと。これで全部?

女の子たちの話題はなんといってもスカーレット・ピンパーネル。
どこの誰だか知らないけれど、みんなは月光仮面のおじさんの如き正義の味方スカーレット・ピンパーネルのファンなのだ。
 「一体どんな人なのかしら?」
 「噂では、マッチョな大男なんだって~」
 「刺青だらけなんだって~」
 「裸なんだって!」
 「キャーッ♪」
 「でも、そんなの野蛮人じゃないの?」
その前に変態さんじゃないの?
嬉しげなお嬢さん方には悪いけど、これ一応、宝塚だから。
 「本当は、渋~いイギリス紳士ですってよ」
 「渋い紳士なんて周りにはいないわ」
女の子たちはまさか自分のカレシがピンパーネル団のメンバーだとは知らないし、
マルグリットもまたパーシー(安蘭けいさん)の正体を知らない。
なので、
 「うちのひと、結婚するまではすごくカッコよかったのに、
  どうして突然アホっぽくなったのかしら?
  まるで別人・・・愛した人はもういない」
変わってしまった夫を思って歌っている。


○ 8カップル

ピンパーネル団はパーシーを除いて8名いるが、もれなく全員に彼女がついてくる。
だから恋人たちのデュエットの場面も、8カップルが勢ぞろい。
いちゃいちゃいちゃいちゃいちゃ・・・8カップル。やたら多い。
ラブシーンやっちゃってる紅ゆずるくんの鼻息の荒さが気になるところだ。
  「ちっくしょーみんな仲いいよ、羨ましいよ」
陰から覗いているのはただ一人既婚者のマルグリットだ。

そこへ
 「ボンソワール・マダム!」
意気揚々とショーヴランが登場。
スカーレット・ピンパーネルを捕まえるためイギリスまでやってきた・・・というのは表向き。
マルグリットを追いかけてきたのかもしれない。
なにしろ
 「覚い出せよ、革命の夏を。
  みんなで真正面をむいてバスティーユを攻撃したじゃないか」
なんて昔話をはじめた。
 「ぼくらは愛し合っていた!」
 「いや、愛してない愛してない」
また否定されてるし。


○ ショーヴラン

ショーヴランは1幕でたしか3回歌ってた・・・と思う。
どこに入ってたのか思い出せないが。

1曲目は粛清の歌。
マダム・ギロチンを讃える歌だ。
 「俺はパリの下町、ドブ臭い路地裏で生まれ育った。
  貧乏人と蔑まれ貴族どもに踏みつけられて生きてきた」
黒服・黒髪のショーヴランはまるで地獄の底から這い上がってきたかのよう。
民衆を従え、力強い腕で扇動する。
 「今こそ復讐の時だ。ぶち殺せー!」
血に飢えた民衆が彼とともに歌いだし、革命の炎は狂ったように燃え上がる。
ショーヴランはぎらぎらと燃える眼差しで客席を凝視。
 「我らの女神、マダム・ギロチン!」
突然の暗転が襲う。
闇の中を、ギロチンの白い刃がすべり落ちていく。

路地裏で育ったショーヴランにとって、フランス革命は夢だった。
邪魔するやつは許さない。
スカーレット・ピンパーネルは許さない!
革命こそが正義で、スカーレット・ピンパーネルは悪の一味なのだから。
銀橋センターで叩きつけるように歌いきる、迫力満点のこれが2曲目。

3曲目はたしかマルグリットにフラれた後。
執念深いショーヴランは
 「マルグリーッ・・・」
失った恋を追いかけて、静かに、切なげに歌いはじめる。
過去のマルグリットの幻影が舞う中を。
恋よもう一度。
青春よもう一度。
ついでに革命ももう一度。
そんな感じの歌だ。
このひと、こんなに歌上手だったっけ?
とびっくりして思わず首をひねるようほど、頼もしい歌の連続でございます。


○ グラパンと王太子

パーシーは革命政府に潜入するため変装をした。
でっかい鼻ともじゃもじゃ髪と。
外国訛りでアドリブ入れ放題。
 「アナタ、女ノ扱イ、ヘータネ~!」
とか言うてる変なおじさん。
その名も「グラパン」、かなり素敵な変装である。

グラパンに扮したパーシーは、タンプル塔に幽閉された王太子ルイ(水瀬千秋さん)に会いにいく。
ルイ君はあのマリー・アントワネットの息子なのだ。
ずーっと牢屋に閉じ込められてる。
2人きりになるとパーシーは変装を解いて跪き、
 「もう少しの辛抱です。
  私が必ずお救いします」
と約束する。
だがルイ君は
 「お父さんもお母さんも処刑された。
  ぼくなんかもういない方がいいんだ!」
と泣いている。
すごく可愛くて健気な子役さんだ。
パーシーは
 「それではこの歌を覚えてください」
と言って『ひとかけらの勇気』を歌いはじめた。
一発で覚えてしまったルイ君はとっても頭がイイとみた。


○ アルマンとマリー

さて、マルグリットには弟がいる。
アルマン君(和涼華くん)。
パーシーたちの会話を盗み聞きして
 「ぼくもピンパーネル団に入れてください!」
と志願した熱血青年だ。

アルマンの恋人がマリー(夢咲ねねさん)。
デザインの仕事をする自立した女性で、
泣く子もだまる公安委員に向かって
 「あんたらうるさい! 帰れ!」
と叱りとばすほど気の強い、格好のいいお姉さんである。

この2人、猛烈にラブラブなカップルで。
アルマンがピンパーネル団の仕事でパリへ戻るときも、マリーは彼について行く。
危険を承知で一緒にいたい…というよりも。
実はマリー、保護者だから。
アルマンよりずっとしっかりしてるから。
ちょびっと頼りない彼をサポートしてくれているらしい。
もちろん、アルマンはピンパーネル団の一員であることも彼女に告白済みである。

パリに戻った2人は一つ屋根の下に住んでいたが、ある日
 「手紙を出してくるわね」
とマリーが出かけた、その直後。
公安委員・ショーヴランの手下達が押しかけてきて、
 「ピンパーネル団の一味だな! 逮捕する!」
アルマンを捕らえてしまった。


○ 舞踏会へ行きましょう

イギリスでは、皇太子主催の仮面舞踏会がひらかれることになった。
貴族はみんな招かれた。
パーシーも。
マルグリットも。
ピンパーネル団の仲間全員。
ついでにショーヴランまで来るという。
フランス政府の代表として来るという。
外交というよりスカーレット・ピンパーネルの正体を探りに来るんだろう。
 「まさかその黒服のまま舞踏会に?」
と、皮肉をとばすパーシー。
 「私のオシャレな衣装をお貸ししましょうか?
  総スパンコールに大きな羽をつけて」
2回目に観たときはたしか「ピンクのネグリジェ」だった。
アドリブは日々エスカレート、なんとか笑わせてやろうと企む安蘭さんVS冷徹を崩すまいとする柚希くんとの戦いが繰り広げられているのである。
マルグリットは一人こそっと横向いて笑っている。

宿敵ショーヴランが来るというので、ピンパーネル団の坊ちゃん方は心配顔だ。
 「イギリス貴族だってバレたみたいよ?」
 「どうする? 俺らどうする?」
するとお気楽パーシーが、心配無用!とばかりにクローゼットを開けてみせた。
 「諸君、新しい作戦を始めよう!
  大事なのはショーヴランに疑われないことだ。
  徹底的にお馬鹿な貴族のボンボンに成りすますんだ!」
いや、だからそれは、地だろ。
前からだろ。
新しい作戦じゃないだろ?

クローゼットには目がチカチカするような衣装がずらりとぶら下がっている。
ピンクだの黄緑だの豹柄だの。
草野旦ショーでも始まりそうな勢い。
パーシーは中でも一番イタイ、シマシマ柄を着こなして歌う。
 「男はオシャレをするもんだ~♪」
オシャレか?
オシャレなのかそれは?
ピンパーネル団のみんなは奪いあいでお気に入りの衣装を選ぶと、帽子までかぶってオシャレを尽くした。
文句なしにイタイ集団のできあがりである。


○ 舞踏会の前に

シマウマ衣装の夫を見てマルグリットはこう言った。
 「しまったー!
  私もシマウマのドレスを着てくるんだった!」
本気ですかマルグリットさん。

銀橋で向き合うパーシーとマルグリット。
未だになんとかレス夫婦なのであろう、新婚とは思えぬ冷たい会話を展開する。
 「あなた、私に隠し事してるでしょ?」
 「それはお互い様だろう?」
パーシーはスカーレット・ピンパーネルの正体を隠しているし、
マルグリットには、以前サン・シール侯爵の居場所をショーヴランに教え、死に追いやった過去がある。
どんどん離れてゆくパーシーを見送りながらマルグリットは歌う。
 「胸が張り裂けそうなほどあなたを愛しているけれど、
  今夜かぎりあなたのことを忘れましょう・・・」


○ 仮面舞踏会

舞踏会の夜。
きらびやかな夜だ。
輪っかのドレスに優雅なダンス。
フランスでは消えてしまった貴族の世界が、イギリスではまだ続いている。

ここでも話題はスカーレット・ピンパーネルだ。
かなりメタボリックな肉布団を着込んだイギリス皇太子(英真なおきさん)も
 「誰だ誰だ~スカーレット・ピンパーネルの正体は!?」
とおとぼけ顔で笑っている。

そんな中、マルグリットに近づくショーヴラン。
こっそりと耳打ちすることには
 「弟の身柄は預かった。
  返してほしければ、スカーレット・ピンパーネルの正体を探れ」
と、またしても脅してきた。

マルグリットはスカーレット・ピンパーネルを密かに尊敬していたから、
彼を捕まえる手伝いをしろと言われて苦しんだ。
 「えーい、面倒くさいこと言うてきたな!
  ただでさえ旦那とモメてややこしい時に!」
だが、アルマンの命を握られては逆らうわけにはいかない・・・。
マルグリットの横ではショーヴランが
 「今に捕まえてやるぞスカーレット・ピンパーネル!
  復讐はまだまだ続くんだ、ふっふっふー」
と怖い顔で睨んでいる。
そして真ん中では、正義のヒーロー・パーシーが
 「彼女はまだボクを愛してくれているのだろうか?」
と悩んで歌う。
・・・なんか、微妙に呑気だよな、この人の悩みって。

優美で華麗な舞踏会。
だが、その背後には心細げな王太子ルイと不安そうなアルマンが立ちすくみ、
一同を見下ろすようにマダム・ギロチンの不吉な影が浮かびあがる。
それぞれの思いを歌いあげる最後のナンバーだ。
 
カテゴリ: ネタバレ!
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