駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
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 「ネタバレ!」 2008年 07月 02日 (水) 19:16
 「ゴルフ狂ではないけれど、ゴルフ好き。」
そんな言葉があったので。
ちょっと、置き換えてみた。
 「宝塚狂ではないけれど、宝塚好き。」
そうありたいものである。
・・・こんなブログやってる時点ですでに無理?

星組『スカーレット・ピンパーネル』、ネタバレはじめます。
最初だけ真面目に書いてみた。

(1)幕開き~ピンパーネル団結成のへん
***************************************


○ マダム・ギロチン

星型の赤い花、スカーレット・ピンパーネルが描かれた中緞帳。
静かに上がると、ここはパリ。
フランス革命の嵐が吹き荒れる混乱のパリだ。
オスカル様が死んでマリーアントワネットが「さようならフランっス!」って言った後くらいの時期か。

いっぱいに集まったパリの群集、
舞台センターにはギロチン台。
ぎょっとするほどリアルに大きいセットだ。
黒い鋭い、鉄の刃がぎらりと光って恐ろしい。
だがもっと恐ろしいのが血に飢えた群集たちの歌声だ。
 「殺せ! 貴族を殺せ!」
拳をふりあげ怒りの声をあげ、
  シュッ・・・!
という擬音でギロチンのすべり落ちる音をたてながら
 「さあ召し上がれマダム・ギロチン!」
と歌う。
すさまじい迫力。
怖いような団結力。
幕開き早々、舞台は熱い。


○ スカーレット・ピンパーネル

そんな中、センターに上がってくるのはお金持ちそうな2人の紳士。
立樹遥ちゃんが貴族のドゥ・トゥルネー伯爵(紫蘭ますみさん)
 「大丈夫、奥さんとお嬢さんは絶対に助けてせます」
と請けあっている。
 「スカーレット・ピンパーネルが2人をパリから脱出させてみせます」

銀橋によろめき出てきたのは、浮浪者みたいなおじいさん。
男と2人で荷車をひいている。
公安委員のピボー軍曹(美稀千種さん)が後ろから呼び止めて
 「おいちょっと待て!その荷車はなんだ」
と職質にかける。
おじいさんが
 「女房と娘がペストで死んじまっただよ~。
  これから門の外に捨てにいくところじゃ」
と答えてムシロをめくるれば、死体だという娘役さんの、顔にも足にも青黒い斑点が描いてある。
 「ペストだとお!さっさと行け!」
うつされたら大変と、ピボーは顔をしかめて追い払った。

その直後。
上司のショーヴラン(柚希礼音くん)が走り出てきて
 「ぶわっかもん!」
いきなり罵倒。
ピボーを罵倒。
張り倒して怒鳴りちらす。
 「今のは貴族のドゥ・トゥルネー母娘だ!
  スカーレット・ピンパーネルにしてやられた!」
えらい勢いで怒っている。

荷車は無事に銀橋を渡り終えた。
死体を演じていた親子が元気に逃げていく。
おじいさんがヒゲと鬘をむしりとれば、出てきた顔はもちろん安蘭けい氏である。
彼の名はパーシー・ブレイクニー
イギリスの貴族でありながら、やりすぎたフランス革命にちょっかいを出している。
処刑リストに入ってる貴族の皆さんをマダム・ギロチンから救い出す、
それが『スカーレット・ピンパーネル』としての仕事だ。

穏やかな歌声で歌いはじめるのは『ひとかけらの勇気』。
 「よその国で悪いことが起きていても、見逃しはしない。
  ひとかけらの勇気があるかぎり!」
高らかに歌う正義のヒーロー・安蘭けい。


○ 劇場閉鎖

パリの劇場。
さっきまで血みどろな歌を歌っていた民衆が観客だ。
一段高いステージにはマルグリット(遠野あすかさん)が華やかな衣装で歌っていたが、一曲終わると
 「今日で引退します!」
なんと突然の引退宣言。
その理由は?
 「結婚してイギリスへ行くんです。
  今のパリでは革命政府が許可した歌しか歌えません。
  こんな北朝鮮みたいな国はもう嫌です」
 「なんだとー!」
怒ったのは、客席にいたお偉いさん方。
ギロチン祭りの主催者ロベスピエール(にしきあいさん)とショーヴランである。
 「幕を下ろせ! 公演は中止だ!」
 「革命政府を批判した罪で、この劇場を閉鎖する!」
サヨナラ公演が中止されるという悪夢のような事態に。

セットが閉じられ、劇場の外。
石壁の前でマルグリットがショーヴランに食ってかかる。
 「ちょっとあんた、なんてことするのよ!」
 「だってオマエが悪いんじゃないか。
  俺をおいてイギリスに行くなんて。
  しかも結婚するなんて、聞いてないし!」
実はこの2人。
付き合っていた過去がある。
マルグリットも昔は革命に参加して戦っていたらしい。
オスカル様の背後でいさましく斧とか振りまわしてるうちに、
隣でスコップを持って踊っていたショーヴランと恋におちたのだろう。
マルグリットは
 「あんなもの恋じゃない」
と、大昔のちょっとしたミスくらいにしか思ってないみたいだけど、
ショーヴランのほうは今でも未練たらたらで
 「俺を忘れられるわけがない」
とか、さりげなくすごい台詞を吐いているあたり、
なかなか濃厚なお付き合いだったのかもしれない。

ショーヴランは妙~にいやらしい顔で
 「俺のいうことを聞けば劇場閉鎖を取り消してやろう」
とマルグリットに持ちかけた。
よりを戻せとか言うのかと思ったら
 「サン・シール侯爵の居場所を教えろ」
という色気もくそもない駆け引きであった。
革命政府はとにかく貴族を皆殺しにしたい。
しかもサン・シール侯爵はスカーレット・ピンパーネルの正体を知っているかもしれないのだ。
マルグリットはしぶしぶとサンシール侯爵の居場所を教えてしまう。

そこへ通りかかったのはパーシー・ブレイクニー。
スカーレット・ピンパーネルなんて正義の味方をやっているが、
あくまでそれは裏の顔。
表の顔はイギリス貴族のお坊ちゃんだ。
しかもちょっと、お間抜けさん。
のほほ~んとした調子で
 「ボクの大事なフィアンセをいじめないで頂戴」
と言いつつ、さりげなくマルグリットの窮地を救いにきたらしい。


○ 結婚式

イギリス。
パーシーとマルグリットの結婚式が行われている。
新郎新婦2人そろって見事な歌声で
 「神よ、生まれたばかりの夫婦に祝福を!」
と歌いあげている。
・・・これだけカップルで歌える主演コンビってなかなかスゴイ。
ちなみに、歌がだいぶ終わってから、司教さんが
 「あ、遅刻遅刻」
てな具合に登場するのが微妙にツボ。

続いてパーティ。
イギリス貴族の舞踏会。
ウエディングドレス姿も美しいマルグリットに、男どもは先を争ってダンスを申し込む。
ところがパーシーは暗い顔。
悪い報せがあったのだ。
ニュースをもってきたのは、立樹さんだったか涼さんだったか。
 「サン・シール侯爵が捕まったらしい。
  密告したのはマルグリットだ」
マルグリットはスカーレット・ピンパーネルの正体を知らない。
知らないでチクったのだろうが、それにしても。
まさか花嫁が敵側の人間だなんて。
パーシーはずどーんと落ち込んでしまい、もうダンスどころではない。

新婚の夜がおとずれて、彩海早矢くんに
 「頑張れよ♪」
とか言われても、パーシーはそれどころじゃない。
マルグリットまで
 「今夜をどれほど心待ちにしていたでしょう」
とか言ってるが、それどころじゃない。
花嫁に
 「先に寝ててくれ」
と言ってどっかへ行ってしまった。
・・・マルグリット可哀想・・・。

パーシーは孤独に、せつせつと歌う。
 「マルグリットが大好きなのに、敵だったなんて。
  神様、この試練をのりこえる力を与えたまえ!」


○ ピンパーネル団

夜が明けて。
パーシーの友達連中がどやどやと押しかけてきた。
立樹さん涼さん、彩海くん夢乃聖夏さん麻尋しゅんちゃん、
紅ゆずるくんに壱城あずさちゃん。
えーと。
これで全部か?
どうやらイギリス紳士には、結婚式の翌朝、花嫁を置いてきぼりに遊びにいく習慣があるとかで。
手に手にクリケットのラケットだかゴルフのアイアンだかを振り回して誘いにきた。
 「ぱーしー君、あーそーぼ!」
行ってみてびっくり。
みんなの友達パーシー君は、朝から図書室でぼーっとしているではないか。
 「おい、昨夜は一睡もしてないんだって?」
 「一睡も? そりゃスゴいな!」
 「何かあったのか?」
 「・・・というより、なんにもしてないのか?」
微妙に大人なセリフも飛び出して。
彩海くんがそっちの担当?

パーシーは立ち上がると、おもむろに打ちあけ話をはじめた。
 「私はスカーレット・ピンパーネルだ。
  みんなも仲間にならないか?」
ええー。
いきなり誘うんですか?

パーシーが合図すると、本棚がウィィーンと開いて、
あらわれたのは赤い花・紅はこべの紋章。
なんだこれは!
秘密基地か!
あんたはバットマンかー!
立樹さんと涼さんは元々仲間だったらしいが、
あとの5人はビックリしつつも
 「やったー、正義の味方の仲間入りだー」
と大喜び。
それだけではない。
柱の影からこっそり話を聞いていた、マルグリットの弟アルマン(和涼華くん)まで
 「僕も仲間に入れてください!」
と志願。
スカーレット・ピンパーネルは総勢9名になった。

パーシー隊長は新しい仲間にこう言いきかせる。
 「我々の正体を知られてはいけない。
  そのために演技をしよう。
  『遊び好きのお馬鹿さん』になりきるのだ」
それなら得意!
地でいける!
というより、地!
若者たちは意気揚々。
パーシーの船でフランスに向かう。
 「友よ、ためらわずに進め!」
白い帆をあげピンパーネル団の船出である。

フランスではまた任務のために変装が必須だそうで。
みんなは歌いながら変装した。
女装した。
みんなけっこう、普通に可愛い。
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