ピンパーネル団の夕べ
「よかったね」
「凄くいい作品だね」
「最高!通う!」
どこを見回しても大評判。
いや、大絶賛。
絶賛されていると反発したくなるのが私のクセだが、
今回ばかりは何か貶してやろうと思っても
「緩急ありすぎて一幕でお腹いっぱい」
とか
「衣装が豪華すぎ」
とか
「柚希礼音くんカッコよすぎ」
くらいしか、言えないじゃないか。
・・・悔しいわ、こんな作品。
さて今日は、終演後にトークショーがついてくると聞いてやってきた。
『THE SCARLET PIMPERNEL』日本上演記念!!
「スペシャルトーク〜スイカーレット・ピンパーネルの登場人物たち」
スイカじゃなくてスカーレットね。
赤には違いないけれど。
さて終演後。
大階段の前に椅子を置き、
立樹遥さん涼紫央さん、彩海早矢ちゃん夢乃聖夏くん、
麻尋しゅんちゃんに紅ゆずるくんと壱城あずさくんが並んだ。
司会は英真なおき組長。
第一回目なのでカンペ見まくりで喋りだす。
「初日から1週間、なにか楽しいネタはありますか?」
下級生順に喋ったので最初は壱城あずさ君のはずだが、
・・・マイクテストを行ってくれたことしか覚えていない。
あ。
思い出した。
お稽古場の仮面は手作りなのだが、
「一人だけ『食いだおれ太郎』になってる人がいた」
という話だった。
2番手は紅ゆずるくん。
ピンクの宮廷衣装がよく似合うおっとり顔の彼女は、きっと緊張してたんだろう。
何がなんだか分らないが、
ものすごくスベっていることだけは確かな話を展開。
あまりの混乱っぷりが気の毒やら可愛らしいやらで、
涼さんと彩海くんが二つ折れになってウケていた。
そのあと麻尋しゅんくんが
「植木鉢を移動させる難しさについて」、
夢乃聖夏ちゃんが
「ステッキを持って踊ることの危うさについて」
語り、それなりに真面目な苦労話が続いたところで、彩海早矢ちゃんが
「なぜ涼さんはまったく汗をかかないんでしょう?
こんど岩盤浴にでも一緒に行きましょう」
と誘いはじめた。
その涼さんは
「13年目にしてはじめて、銀橋が傾斜していることを知りました」
と報告。
センター付近が一番高く、両花道にむかって下っているらしい。
トドメに立樹さんが
「ものすごく走り回って大変」
という話をはじめ、そこに涼さんが加わって
「思い返せば『シークレット・ハンター』の時も!」
「もっと古くは『長崎しぐれ坂』の時も!」
「しいちゃんは走りまわっておりました」
「アスリートです」
「北京オリンピックにも出ましょうか」
てな具合に、2人の漫才コーナーとなる。
最後にまた一人ずつ、やりたい役を挙げたあと、
司会の組長が
「見所は?」
という問い、立樹さんが歯切れのいい声で
「星組の団結力です!」
きれいにまとめた。
こんな具合で約20分。
『スペシャルトーク〜なんとかスベらずに喋れ』
第1回は終了した。
・・・組長さん。
お疲れ様でした。
