駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
 「スポンサー広告」 --年 --月 --日 (--) --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ: スポンサー広告
 「ネタバレ!」 2008年 06月 06日 (金) 22:18
近頃、マイナス方向に熱すぎるファンに出会っちゃって、やや疲れ気味なファンライフです。

たかが遊びの宝塚。
そないにむきにならんでも。
べつに人生かかってないし。
君の世界は、もっともっと広いはずや。
・・・そう、言えたらなあ。
言えへんなあ。
熱いファンにはかないません。

それでは本題。
花組ネタバレ続きです。

(1)プロローグ~ベドウィンのテント
(2)ケガの手当て~ナイリお嬢様のあたり
  
***************************************

○ 手当てしましょう

トマス(真飛くん)は、助けた女の子(桜乃彩音ちゃん)を自分のテントに連れていった。
彼女は腕をケガして気を失っている。
 「早く傷の手当てをしなくては。
  実は、友達に軍医がいてね。
  ケガの治療なら僕も見たことがあるんだよ」
・・・軍医って、ドナルド(愛音くん)のことか。
あの藪医者のことか。

止血のため、トマスが衣服の腕をめくろうとすると、
 「触らないでください!
  お嬢様を辱めるおつもりですか!」
声高く、侍女が怒った。

家族以外の男性は、女性に触れてはいけない。
顔も髪もヴェールで覆って隠さなければならない。
イスラムのルールだ。

アラビア文化に慣れようと頑張ってるトマスだが、今回だけは譲るわけにいかないと声を荒らげる。
 「ケガしてるんだぞ。触らなくちゃ手当てできないだろ!」
いや。
できる。
できるよ、トマス。
君の友達の軍医ドナルドは、シャツの上から消毒してたじゃないか。
傷なんてほとんど見ないで治療してたじゃないか。
ドナルドの治療を真似るなら、そういうところも真似てやれよ。

やがて女の子は目を覚ました。
名をアノウドという。
アノウドは盗賊に襲われ父を亡くし、家族もいない。
天涯孤独の身の上であるという。
トマスは気の毒に思って
 「今後は僕のことを兄と思ってください」
と申し出るのだった。


○ 砂漠

ひとり砂漠にたたずむトマス。
彼は悩みがあると砂漠で考えこむクセがあった。
銀橋に出て歌いはじめる。
 「イスラム教ってワケわかんねぇ♪」
宗教の違いは文化の違い。
同じ人間どうしたけれど、その壁を越えることは難しいのだ。

一人たそがれるトマスのあとを尾行している者がいた。
侍従のヤシム。
まだ、子供だ。
 「ご主人様はよく迷子になるから心配なんです」
トマスは方向音痴だと言いたいのか。
子供相手に愚痴りはじめるトマス。
 「神様にもいろいろあるよね。
  アラー様とかキリスト様とかお釈迦様とかさ」
すると無邪気なヤシムは
 「でも、神はお一人です」
と答えた。

どんな名前で呼ぼうとも。
神は一人だ。
キリスト教でもイスラム教でも、、えやないか。
ある種の悟りに到達したトマスだったが・・・なんで改宗しないの?


○ インシャラー

トマスは、親友トゥスン(壮くん)とともに首都カイロへ戻ることになった。
 「えー、でもアノウドはどうしたらいいの?」
トゥスンの答えは
 「インシャアッラー(神の思し召しのままに)」
・・・放っとけってことか?

カイロで再会したのがドナルド(愛音くん)だ。
軍医のドナルド。
ヤブ医者のドナルド。
話の流れは忘れたが、
トマスとトゥスンとドナルドと、
3人そろって『インシャラー』と陽気に歌う。
 「すべては神の思し召し インシャラー♪」

《以下、余談》
「インシャアッラー」=「もしも神様がそう望むなら」。
旅人にとってはおなじみの言葉だ。
・・・ウザい言葉だ。
たとえば待ち合わせをしたり、何か約束とかとり決めをしても、全てが
 「インシャラー」
もしも神様がそう望むなら、と言われる。
あんまりしょっちゅう言われるし、
あんまりしょっちゅう遅れてくるので、
 「約束を守れなくたって、それは神様の思し召し、仕方がないよ」
という責任逃れの言葉に聞こえてしまう。
けれどこれもまた厳しい自然の中に生きるイスラムの言葉なのだ。
人生、何が起こるか分らない。
人間、いつ死ぬか分らない。
待ち合わせの場所まで、事故にあったり病気になったりせず、渋滞にも巻き込まれず、運よくちゃんと行けたなら。
それこそ神様の思し召し、というわけだ。


○ 再会その2

インシャラー♪
とか言いながら、トマスはカイロに行っちゃって、
砂漠に放りだしてきたアノウドはその後いったいどうなったのか?
・・・イブラヒム(大空さん)が拾ってくれていた。
しかも、カイロのトマス家まで届けてくれたのだ。

身寄りをなくした女性の立場はとても弱い。
アノウドはトマスの身の回りを世話する奴隷として連れてこられたのだ。
跪いて仕え、トマスのことを
 「ご主人様」
と呼ぶ。
トマスは
 「お願いだから『ご主人さま』はやめてくれ!」
と頼む。
メイドカフェみたいな気分になっちゃうからか?
いやいや、
 「僕は君の兄になると言っただろう?」
対等の関係になれないことが歯痒いトマスである。

ちなみに。
最初にベドウィンのキャンプで出会ったとき、アノウドは侍女らしき女の子を連れていた。
イブラヒムは2人一緒に拾ったはずだが、アノウドだけをトマスに届けた。
侍女はやっぱり、イブラヒムが自分用にお持ち帰りしたのだろうか?


○ 太守ファミリー

さて、カイロだ。
 「ぜひ僕の家族に会ってくれよ」
とトゥスンが気軽に言うのだけれど。
トゥスンのお父さんはエジプト太守ムハンマド・アリ(星原美沙緒さん)
エジプトで一番偉いひとなのだ。
家族もみんなお城に住んでいる。
ロイヤルファミリーなのである。
お母さん(邦なつきさん)曰く、
 「イブラヒム(大空さん)は長男だから厳しく躾けたけれど、
  トゥスンは逆に甘やかしてきたわ。
  だけど我が家で一番の甘ったれは、末娘のナイリなのよ」
・・・出た。
ナイリお嬢様(桜一花ちゃん)
お嬢様だが、まるで踊り子のような黒のセクシー衣装にはスリットが入っている。
気が強くって、ツン! として。
言葉は常に、命令形。
男はみんな私の奴隷。
ワガママ娘のナイリお嬢様はトマスに向かって命令しまくり。
 「あなた、もっと歌いなさい!」
とトマスに命じるが、
 「やーだよー」
ほとんどふざけて断られてしまった。
 「もう! なによ! イギリス人のくせに! 捕虜のくせに!」
地団駄を踏んで怒りくるうナイリお嬢様。
 「ちょっとハンサムだからっていい気になって!
  見てらっしゃい、いつか跪かせてやる!」
つまりトマスが気になるのである。


○ マムルークたち

ここで政治のお話を。
当時エジプトはオスマン帝国に支配されていた。
王様はイスタンブールにいて、
エジプト太守も、いわば支店長でしかない。
だがムハンマド・アリは密かに独立の野望を抱いていた。

そしてエジプトには、マムルークと呼ばれる存在があった。
地方豪族。
オスマン帝国だろうがエジプト独立だろうが、
お金のためなら平気で寝返るような、信用できない連中だ。
そんなマムルークたちの筆頭がアジズ(眉月凰)
彼はトマスが気にくわない。
二枚目だから気にくわない。
 「くっそ~。僕のナイリちゃんに手を出すな!」
実はアジズ、ナイリお嬢様にデートを申し込んで断られたばかりである。
 「ナイリちゃんは僕よりあのトマスのほうがいいんだ。
  外国人のくせに生意気な!」
アジズはいつかトマスに一泡ふかせたいと企んでいる。
そしてこの状況を利用しようと企んでいるのもまた、アジズの仲間のはずのマムルークたちであった・・・。

  
カテゴリ: ネタバレ!
copyright (C) 駄らだら、たからづか。 all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。