駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
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 「ネタバレ!」 2008年 05月 25日 (日) 21:26
「この際、『愛と死のエジプト』でいいやん!」
って思ってるひと、手を挙げてー。
       (ただ今、2挙手)

(1)プロローグ~ベドウィンのテント
***************************************

○ エジプト・ショー

幕が上がれば、そこはエジプト。
黄金のピラミッドがぎらぎらとそびえたっている。
両脇にはスフィンクスが2体。
しかも、目が赤い。
しかも、目が光る。
 「わーい、エジプトだあ!」
安っぽい遊園地みたいな楽しさに浸っていると、
花道上手から壮一帆くんが、下手からは愛音羽麗君が、
くそ真面目な顔でセリ上がる。
オケボックスからはぴょーんと飛び出す大空祐飛。
 「大いなる砂漠よー!」
とみんなで歌いつつ。
未涼亜希ちゃんを筆頭に本舞台にずらりならんで踊る男役たちも、
 「エジプトといえばコレ」
ってな定番衣装。
キンキラ衣装。
青のしましま頭巾まで被り、みんなでツタンカーメンか?
箙かおるさんの幻覚が見える有様。

一曲終わると、黄金のピラミッドが開く。
中から現れたのはファラオ様。
真飛聖くんである。
 「わーたしーはホルス♪」
自分で名乗るし。
ホルス神らしいし。
金キラ鎧に金キラ冠。
てっぺんにくっついてるのは、何? 手の平?
桜乃彩音ちゃんの冠なんて、コブラが8匹も並んでる…怖い。

ものものしくてにぎやかで、楽しいニセモノ・エジプト・ショー。


○ ハヤブサの目をもつ男

うってかわって涼しげな部屋。
円い柱とアラベスク模様がアラビア情緒をかきたてる。
豪壮な屋敷だ。
こんな上等な家に捕虜が囚われていた。

捕虜の名はトマス(真飛聖さん)
イギリス軍人。
エジプトとの戦争で負け、捕虜になった。
軍医のドナルド(愛音羽麗絵くん)も一緒で、
 「戦いの時の腕の傷を診てやろう」
と言う。
 「昼間の光じゃないとよく見えないから」
なーんて言いながらも、ドナルド、ろくに見ちゃいない。
ペラペラ喋ってばっかりで。
傷口にウィスキーをぶっかけて大雑把に包帯を巻くだけ。
・・・シャツの上から治療してどうすんのドナルド。
案の定、トマスはとっても痛そうに呻いている。
ものすごくヤブ医者の予感。

ドナルドのお喋りによれば、トマスは狙撃の名手らしい。
その腕前はエジプト人から
 「ハヤブサの目をもつ男」
と異名をとるほど。
だからこそ捕虜になっても大事に扱われているのだと。

そこへ来客が。
偉そうなおっさん、否、偉そうな美青年がが部下を引き連れやってきた。
イブラヒム(大空祐飛さん)だ。
緋色の外衣。
ポスターよりだいぶ良くなってるヒゲ。
冷徹な観察力をもつ、エジプト一の切れ者と評判のイブラヒム。
 「『ハヤブサの目をもつ男』よ。
   おまえの目を見に来た」
・・・目医者か?
いえいえ、彼はエジプト太守の長男。
つまり王子様にして大臣という、エジプトで№2の地位にいる男なのだ。
そんな偉そうなやつに
 「射撃の腕前を見せてみろ」
と言われたトマスは、むっとしながらも
 「では後ろを向いて頂こう」
銃身をなんとイブラヒムの肩で固定し、引き金をひいた。
弾は的を正確に射て、トマスは実力を見せつけた。

イブラヒムはえらく感心して
 「おお! おまえ天才だな!
  ウチの兵士に銃の訓練をしてやってくれ」
と言いだした。
捕虜とはいえ、トマスはイギリス軍人だ。
敵を訓練するだなんてとんでもない!
だが断ったらきっと殺されちゃって一巻の終わりである。
結局、夏美よう氏の助言をきいて、訓練将校の仕事を引き受けるトマスであった。

ちなみに親友ドナルドとはここでお別れだ。
トマスの腕の傷は、彼と別れてからのほうが治りがよかったというもっぱらの噂。

もっとちなみに、この場面の最後にアザーンが流れてくる。
イスラム教の「お祈りの時間だよ」コールである。
壁のむこうに見えるミナレットから流れてくるんだろう。
全編通してウソ100%のアラビア世界なのに、
このアザーンだけはたまらなく・・・エジプト、行きたい・・・。


○ ベドウィン・キャンプ

銃の先生としてトマスが派遣されたのは、ベドウィン騎馬隊。
砂漠の荒くれ部隊である。
トラディショナルなターバン姿で力強く踊る野郎ども。
 「俺たち最強!」
 「砂漠の狼!」
吼える、吼える。
しかし肝心の族長ザイド(悠真倫さん)は、族長というより村長さんの風情。
・・・君ら、ほんまに強いんか?

トマスはそんなベドウィン騎馬隊にすっかり馴染んでいた。
いちばんの仲良しはトゥスン(壮一帆くん)だ。
トゥスンもまた、エジプト太守の息子。
クールガイ・イブラヒム大空の弟だが、お兄さんとは似てもに似つかぬやんちゃ坊主だ。
緋色のイブラヒムに対して水色がよく似合うトゥスン。
爽やか元気なトゥスン君なのだ。

そんな陽気なベドウィンのキャンプに、
 「たいへんです、盗賊一味が襲ってきます!」
と知らせが入る。
わざわざ騎馬隊を襲うなんて馬鹿な盗賊もあったもんだとみんなは笑うが、
ほっそりと上品なお髭のアブサラン(未涼亜希ちゃん)だけは
 「俺の弟はあいつらに殺された。
  復讐のチャンスだ!」
と一人でマジで燃えている。
トマスは
 「よしよし、みんなでやっつけような」
と大将らしいところをみせて、戦いの指揮を執りはじめた。

部隊を2つに分けて岩陰に隠し、
トマスとトゥスンのみで正面から狙撃。
敵の陣形がくずれたところで一気に攻め込む、という作戦だ。

トマスとトゥスンはさっそく銃をかまえた。
が、この銃。
1発撃つたびに手入れして弾をこめる、かなり面倒くさい銃なのだ。
トマスには2丁も銃があり、お手伝いの少年までついている。
対するトゥスンは1丁きりだ。
セルフサービスで一所懸命、弾をこめてる。
・・・太守の息子なのに。
・・・トゥスン・ベイ(殿)なのに。
誰も手伝ってくれないなんて。
ちょっと可哀想な姿である。


○ 戦利品

作戦は成功。
ベドウィン騎馬隊は盗賊どもを蹴散らして、たくさんの戦利品を手に入れた。
馬とか。
剣とか。
女とか。
盗賊たちはキャラバンを襲って女性まで捕まえていたのだ。
 「おー、美人発見!」
女の子(桜乃彩音ちゃん)を追いかけ回しているのはアル・マリク(華形ひかるくん)
ヒーロー・トマスとしては当然のごとく
 「やめろ!」
と助けにいく。
けれど女の子はアルマリクの正当な『分け前』であり、
殺そうがどうしようが彼の勝手なのである。

イスラムでは、女は男に保護されるべきもの。
一家の家長である男を失えば、女は奴隷にされてしまう。
善悪の問題ではない。
厳しい砂漠に生きて死ぬ、これは彼らの掟なのだ。

トマスはベドウィンの文化を受け入れようと思っているから、
 「じゃあ、俺の馬と交換しよう」
と物々交換を提案。
女の子を助けるのだった。
  
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