駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
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 「なんとなく花のみち日記」 2008年 05月 18日 (日) 04:20
世の宝塚ファンは某組主演娘役のお話でざわめいておりますが。
大劇場の話を書いても良いですか?

近頃、あんまり笑っていない。
笑わければ心が腐る。
笑いたい!
笑いたい!
だから花組、観にいこう。
と言ったら友達が
 「あれは悲劇じゃなかった?」
そうだっけ?

笑いを求めてタカラヅカ。
チケットカウンターの前に立った瞬間、係員さんに
 「ごめんなさい、当日B券は売り切れです」
と謝られた。
・・・まだ何にも申しておりませぬが。
なぜ当B狙いだとバレたのであろう。
悔しかったので、1階1列で観てやることにした。
最後列から最前列へ奇跡の大出世、どうだ!
大人になれない私である。

そんなわけで、年に一度の贅沢だ。
普段は見えないところを観よう。
天井桟敷からは見えないところ。
見えないところ・・・って、どこだろう。
私は考えた。
重そうな睫毛。
爪。
くるぶし。
歯並び。
アゴの裏のほくろ。
鼻の穴。
わきの下。
これじゃ変態だ。
7500円も払ってそんなとこやあんなとこを見てる場合じゃないのである。

冗談はさておき。

天井桟敷から観るタカラヅカはぬるま湯に浸るようなものだけど、
今日のお席は直火炊きの五右衛門風呂である。
がんがんに熱い。
相手役を見つめる眼差しに、
気持ちよく歌う表情に、
一生懸命に踊るダンスに、
もろにそのまま触れてしまう。
火傷をしそうな舞台である。

まばゆいライトが私の目を射る。
スパンコールが擦れ合い、ざわめく。
ダンサーたちの激しい動き足音は低い響きとなって銀橋から座席へ伝う。
のどを震わせる熱唱は、息づかいまでこの手で触れられそうだ。
トップの証・大きな羽と純白のナイヤガラは重たい風を巻き起こし、
・・・ものすごいホコリを巻き起こしていた。

他にも今日はいろいろ見た。
夏美ようさんの手の甲の青筋を見た。
大伴れいかさんの軽妙なダンスを見た。。
野々すみ花さんの神技のような子役っぷりを見た。
愛音羽麗くんの麗しい横顔に見惚れた。

しかし。
高翔みず希さんがいなかった。
休演は知っていた。
知っていたのに。
探してしまう。
あの鋭い脚を探してしまう。
芝居の代役である日向燦ちゃんは、びっくりするほど落ち着いて巧かったりするんですけれども。

あと、美しくほくそ笑む桜乃彩音ちゃんとか、
緞帳が降りきるのを待たずに片付けに入ろうとする大道具さんとか、
いろんなものを見た一日でございましたが。
なんといっても一番は、やっぱり真飛聖くんで。
暗転になるや否や袖に駆け込む「男の気合ダッシュ!!」
すごい!
速い!
男前!
さすがリレーのアンカーだ。
大運動会を思いださせる走りっぷりで。

気づいたら。
いっぱい笑ってた。
宝塚は、ヘタをすると生命力を根こそぎ奪いとられるような作品もあるが、
この公演はそうじゃない。
私にとって『駄作』とは、笑えない作品のことだから、
今回の空飛ぶ○○(怖くて言えない)はかなりの傑作と言えるだろう。

緞帳が降りたとき。
隣席のおばちゃんがため息とともに呟いた。
 「ああ。これで明日も頑張れる。」
そうだ。
私も頑張ろう。

(更新は18日ですが、もう何日も前のお話です。やっと書けた。)
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