駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
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 「なんとなく花のみち日記」 2008年 05月 05日 (月) 22:23
心浮き立つ5月のはずが。
疲れた体を引きずって、逃げ込んできた花のみち。
・・・桜の青葉が目にまぶしい。

月組『ME AND MY GIRL』。
千秋楽にしてやっと見た。
役替わりジャッキー。
明日海りおジャッキーは本能のままに生きる天真爛漫なお嬢さんだったが、
城咲あいジャッキーは小悪魔で、もうちょっと計画性がありそうだった。
どちらのジャッキーもキュートだった。

 「今日は熱い客席に熱い舞台だった」
と出雲組長の言うとおり。
熱い千秋楽だった。
手のひらが痛くなるほどの手拍子と耳が割れそうな拍手。
すばらしい歌声を張りつめた客席が受け止めれば、
さらに大きな拍手が沸いて。
涙も笑いも。
まるで嵐だ。

「鎧」は召使を引っ張ってバイバイしながら去っていくし、
ビルもパーチェスターもすごいテンションでエドはるみネタを披露してくれる。
図書室の場面では敷物の虎だけでなく、
シマウマさんやらヒヨコさんやら
たくさんのぬいぐるみがずらっと並んでオケボックスから顔を出したもんだから、
マリア公爵夫人ともあろうお人が
 「こらーっ! あなたも、あなたもあなたも遊んでないで!」
およそ貴婦人らしくない怒鳴り声をあげてるし、
 「仕事に戻りなさい」
ビルはこっそりつっこむし。

サリー・スミスは絶品だった。
夜空に輝きはじめた一番星のような声で『一度ハートを失ったら』を歌ってくれた。

そして。
越乃リュウ副組長が
 「彩乃かなみは月組のアイドルでした。
  月組の誇る主演娘役でした。
  最後まで応援よろしくお願いします」
と言って。
彩乃かなみさよならショーが始まった。

大階段にただ一人。
白のドレスでたたずんで。
 「あかねさす紫の・・・」
透きとおった歌声が大劇場をつつみこむ。
北嶋さんとの『パリの空よりも高く』や
瀬奈さんとの『マノン』のデュエット。
『千の風になって』は圧巻だった。
清らかで、泣きたいほどあたたかな歌だった。

出雲綾さんは2曲歌った。
 「宝塚、我が心の故郷」
エトワールを15回もつとめた女王の歌声が故郷を去ろうとしているのだ。
すごいひとを失うのだと痛感した。

やがて緑の袴で大階段を下りてきた彩乃さん。
朝露のような涙をほろほろと流しながら
やさしいやさしいやさしい声で、
それでも立派に最後の挨拶をした。
 「瀬奈さんの隣にいられて幸せでした」
と。
瀬奈さんも
 「仲間との別れは寂しいですが、この公演には涙より笑顔が一番似合います」
と言っていたけれど、
 「泣きすぎ?」
と問う彩乃さんに
 「泣きすぎじゃないよ」
と声をかけていた。
 「麻子ちゃんがかなみちゃんを見つめる眼差し、
  かなみちゃんが麻子ちゃんを見つめる眼差し、
  それがもう見られないのが寂しい」
とファンが言った。

瀬奈さん曰く『参加してこそのミー・アンド・マイ・ガール』はこうして終わった。
 
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