駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
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 「ネタバレ!」 2008年 03月 02日 (日) 23:52
春になると忙しくてあんまり更新できないと思うので、
今のうちに書けるだけ書いてしまいます。

右側の「ル・サンク」に対する一行コメントに拍手を頂いたのが嬉しくて、
久しぶりにショーのネタバレを書いてみました。
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○ プロローグ

客電がおちる。
暗くなる。
 「大変長らくお待たせいたしました」
アナウンスの声は轟サンだ。
おおおおっ?
と思っている間にショーがはじまる。

ゆっくり上がっていく緞帳、そのすきまからこぼれる真っ赤な光。
舞台は赤く照らされているのだ。
炎の赤。
情熱の赤。
真紅の舞台に黒燕尾のシルエットがずらりと並んでいる。

センターの壇上には轟悠さん。
背後に赤い輪をしょって。
・・・・誰ですか、火の輪くぐりだなんて言ったのは。
 「ぱーっしょーん!」
雄々しく歌いはじめる轟さん。
両サイドでは娘役さんが2人、ミラーボールを捧げ持っているのだが。
ボールの大きさがちょうどいいもんだから、
 「トス!」
 「レシーブ!」
 「アターーーーック!」
バレーボールに見えてしまうのは私だけでしょうか。

一曲終わると照明の色がガラッと変わり、
壇上に生まれ出るのは純白スターの大和悠河くんである。
そして格好いい「パッションの女S」。
陽月華さんのところを代役で美羽あさひさんが頑張りまくっての登場である。
白い衣装のスターが2人、
ワインレッドの組子たち、
そして轟サンがもの凄いひだひだのついたガウンで再登場。
全員そろってプロローグを〆る。



○ 終わりなき愛の旅

カーテンが閉まり。
ひだひだ衣装の轟さんが銀橋に歌う。
どうやら彼は「愛を探す旅」に出ちゃったらしい。
 「えー、愛、愛はありませんか?
 毎度おなじみ愛の巡回引取りサービスでございます。
 ご家庭でご不要になった愛、ラブ、アモール、
 ただいま無料で引き取ります。」
いや、そんな旅じゃない。
いや断じて。



○ 大空へ

明るく広くひらいた舞台。
セットはまっ直ぐに描かれた翼のみ。
白い制服の若者たちがわーっと出てきて踊りだす。
士官学校の卒業式。
 「卒業だー!」
 「打ち上げだー!」
 「謝恩会なんかすっぽかせー!」
明日を夢みて。
未来を夢みて。
元気いっぱい喜びいっぱい歌い踊る。
若いぞ、宙組!



○ 砂漠の薔薇

愛を求めて彷徨う轟氏。
中近東までやってきた。
 「愛はどこ~
  愛はどこ~」
歌って銀橋を渡ってく。
衣装がちょっぴり珍妙だ。
中近東というよりは、『家なき子レミ』のお猿さんの服に似て・・・ない似てない、全然似てませんとも。

そうこうしてると上手のセリが上がってきた。
『謎の美女』の登場か!?
白い煙がもくもくと。
後ろ姿を霞んでぼやかす。
 「俺様の探しもとめていた愛か!?」
と思いきや、振り向いたら美郷真也さんでございました。

うさんくさい手品師みたいなヒゲ面の美郷組長。
バラを一輪手渡して営業をはじめる。
 「旦那ぁ、ちょっと寄っていきませんかい?
  いいコがいるんですよへっへっへ」
轟氏は愛に飢えてるからフラフラと店までついて行く。

その先はもう、あやかしの世界。
本舞台は人でいっぱいだ!

センターで力強く踊る「男前ダンサーズ」。
上手で回転している「不思議ダンサーズ」。
不思議ダンサーズは、トルコの踊る宗教みたいな白い衣装に背高のっぽの帽子。
あの帽子をぜひとも悠未ひろくんにかぶってもらいたいと言っていたSさん!
・・・ダメです。
天井につかえてしまいます。
そのため悠未くんは男前ダンサーズにいるのである。

ダンサーズの向こう側には女性陣。
色っぽいお姉さんが幾人も待機。
お客を待っているのだろうか。
中でも目立つオダリスク・・・陽月さんの代役で凪七瑠海くん。
けだるく。
もたれて。
水煙草をくわえるフリとかしながら、
指先を「カモ~ン♪」とひらひらさせている。
すでに無表情。

そこへやってきたストレンジャー轟、オダリスクの無表情さに目を奪われた。
 「あのコに決めた!」
赤いバラを振りかざしてオダリスクを指名。
 「ご指名ありがとう♪」
あくまでも無表情に降りてくるオダリスク。
たまに唇とか動かしてるけど、たますぎて見逃す。
ハープの調べが情事を煽り、
星のきらめくハーレムの夜。
男と女は通夜っぽく、いや艶っぽく踊る。

突如、激しい打楽器が甘いひとときをうち破る!
掛け声。
手拍子。
不思議なリズム。
恋に浮かれていた男はたちまち引き離されてしまい、
美女オダリスクは
 「はい、お時間で~す」
ビジネスライクに去っていく。

この場面、歌なのか掛け声なのか分らない謎めいた音楽が流れている。
分らないからじーっと聞いていると
 「ダダッダッダッダッダ、
  ノムラノムラノムラノムラ」
と聞こえてくる。
野村がどうしたって?

男はオダリスクを奪われたばかりか身ぐるみはがれて路上に放り出されてしまった。
残されたのは萎れたバラ一輪。
 「ああ、俺様の愛はいづこに?」
悲しげに歌っていると背後のカーテンが透けて、
組長とかオダリスクとかが
 「毎度ありぃ」
にんまり笑って男を見送る。



○ 燃えるリズム

カーテン前に堂々と立つ大和悠河くん。
堂々と踊りだしたのはいいいけれど、
なんですか? その激しい衣装は。
緑にオレンジ、そのうえ赤のスターブーツときたもんだ。
カメレオンか君は。

びっくりしてるともう2人、
蘭寿とむくんと北翔海莉くんが加わる。
3人そろったカメレオンズ。
 「今夜はカルナバル!」
 「可愛い恋人を見つけようぜ!」
なんとも安易なシチュエーション。
銀橋の上でジャレる3人。
 「女のことなら俺にまかしとけ!」
 「おまえに任せたらロクなことにならねー」
 「今夜は彼女と、朝まで・・・踊ろう」
 「踊るんかい!」

カメレオンズが立ち去ると、本舞台に踊りでたのは「カリオカの女S」。
ラテンのリズムが燃え上がる。
熱く。
激しく。
情熱的に。
そして女王様のように踊り狂う。
頑張れ美羽あさひ! な場面。

ええっと。
あと何だっけ。
もう中詰めか?
主題歌のパレードに総踊り? 
もういいや。
忘れた。
ずーっと、忘れた。
そういえば大和くんと蘭寿さんと2人で客席降りがあったっけ。
大和くんに迫られてる0列目の人の表情を、ちょっと見てみたい。



○ ファンタジー

中詰めの熱気が残る舞台。
ソロを歌う大和くん。
この歌詞が、けっこうありがちなんだけれども気になって仕方がない。
 「♪ 何か熱いものが 胸にこみあげる」
って何?
『何か』って何?
吐き気?
もしかすると「何か熱いものが 胸をこがす」だったかもしれない。
胸焼け?

祭りのあとの二日酔いに苦しむ大和くんがセリ下がりしていくと、
盆がまわり、入れ替わりで轟氏が上がってくる。
白と黒の衣装。
ストイックな世界。
ドラマティックな音楽。
大人の場面のはじまりである。
・・・が、今度はレインスティックみたいなの音が気になって仕方がない。
ああいう音を聞くと咄嗟に「雨乞いか?」と反応する。



○ フィナーレA

上手から、北翔海莉くんがピンクの衣装で登場。
歌いながら銀橋をわたる。
北翔くんが歌いはじめると肩の荷が降りたような安堵感を覚えるのはなぜだ。
聞き入っているところへ和音美桜さんと花影アリスちゃんが加わり、
手元にある解説チラシによれば
 「小粋に唄う」
んだとか。
小粋。
小力。
ちょっと似ている。



○ フィナーレC

フィナーレBはロケットだったらしい。
フィナーレCは大階段。
見事にならんだ男役の群舞。
率いているのは蘭寿とむ君。
一糸乱れぬ掛け声で、
 「フッ!」
男役の香気と色気と毒気にあてられちゃってください。



○ フィナーレD

さあ、ドラマがはじまるぞ。
攻撃をしかけてくるのは天下無敵の轟悠さん。
迎え撃つのは大和悠河くんの女装。
黒のドレスに深いスリット。
なんて麗しいおみ足でしょうか。
でも、あくまでも、女装。

濃密な男と女のデュエットダンスがくりひろげられる。
濃密すぎて無言のセリフが聞こえてくるようだ。

 男・轟 「君、本当は…男じゃないのか?」
 女・大和「まあひどい。
       あなたは私を信じていないのね」

そうして女は去っていく。
後ろ姿に気をつかい、やけに姿勢のいい背中。

去り行く女を見送って、男はひとり歌いだす。
 「またフラれてしまった。
  俺様の愛はまだ見つからない」

と!
そこへ!
上手から大急ぎで走って現れた、クリーム色の衣装の男!
大和くんだ!
大和くんが男役で帰ってきた!
呆然とする轟氏。

 男・轟 「やっぱり君は・・・男だったのかー!」
 男・大和「これには事情があるんだ。
      僕の話を聞いてくれ」(手をさしのべる)

しかし動揺を隠せない轟氏は、一旦、退却してしまう。
真実の愛を裏切ってしまった大和くんは悲しそうに銀橋で歌う。
 「苦く熱い恋の思い出・・・」
やはりあれは恋だったのか。

歌っていると轟氏が帰ってきた。
どうやら現実を受け入れる覚悟ができたようだ。
 「さっきはすまなかった」
とか言って銀橋で合流。
男2人で手を合わせ。
えらい密着した雰囲気で
 「いいよ。男でも」
と踊る。
 「俺様の愛、ここに見つけた♪」
ええー。
いいのかー。
見つけちゃったのかー。
放っておくと困った事態になりそうなので、
大階段から蘭寿さんと北翔さんが駆け下りてきて大和くんをしっかりガード。
みんなで踊って誤魔化してみたりする。


・・・以上は私の妄想でもなんでもない。
団体客のおじいちゃんでさえ
 「ああっ、さっきの人、男やったんかー!」
と言うていたから、誰がみてもだいたいこういう話なんだろう。


衝撃的な結末の余韻もさめやらぬなか、パレードに突入。
音乃いづみちゃんが綺麗にエトワールを歌ってくれます。

終わり。
 
カテゴリ: ネタバレ!
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