駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
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 「なんとなく花のみち日記」 2014年 04月 05日 (土) 21:54
劇団が売られるという噂はずっとあった。
情報通を自称するおばちゃんがよく言っていた。
「百周年まで、もたないね」
ところがだ。
驚いたことに。
来ちゃったよ。
百周年!!!

私自身は宝塚から離れてしばらく経つ。
時間的にも金銭的にも観劇なんてしている余裕はない。
それでも百周年は特別だ。
いてもたってもいられない気持ちで友達と待ち合わせた。
・・・花見をしよう、と。

大劇場

記念式典に出席するOGの入待ち出待ちをする。
なにしろ100周年。
夥しい人数だ。
何百人、いやもしかして千人超のOG大集結。
大劇場前は犬も歩けばOGに当たるほどの元ジェンヌだらけ。
祭だ!
というか、カオスだ!
OGカオス!

剣幸さんが淡々と歩いていく。
稔幸さんはにこやかに歩いていく。
映美くららさんはキリリと前をみつめて突進していく。
麻実れいさんが大物オーラを放ちながら過ぎていく。

湖月わたるさんは囲み取材をにこやかに受けている。
真飛聖さんはあくまでも無表情に取材を受けている。

麻路さきさんは黄色くてデカく見つけやすい。
絵麻緒ゆうさんが歩いてくるのは100m向こうからでも判った。
星奈優里ちゃんはぜんぜん変わってなかった。
霧矢大夢さんと成瀬こうきさんは美人になりすぎて一瞬誰だかわからない。
貴羽右京ちゃんは健康的になっていた。

まわりのファンが色めきたったかと思えば紫苑ゆうさんで、舞台衣装みたいな白いフリルを着て現れ、ハイスピードで立ち去った。
和央ようかさんはファンから祝福の言葉でもかけられたのかずっと笑っていた。

彩乃かなみちゃんの顔をみると美しい歌声が脳裏によみがえった。
大空裕飛さんはあいかわらずカッコよく、こだま愛さんはあいかわらず可愛らしかった。
綺華れいちゃんは今でもマライヒで、彩輝直ちゃんはびっくりするほど美しかった。

大地真央さんがくる。
遥くららさんがくる。
真帆志ぶきさんが足元ちょっと危なっかしいのに美学と心意気でヒールを履いてくる。
あまりにも貫禄がありすぎてどこのドンかと思ったら扇千景さんだったりする。
最後に車から降りてきたのは真矢みきさんだったか。

キリがないのでここらでやめるけど。
ほとんどは知らない顔だった。
私が生まれる前に活躍していた人のほうが多いのだから当たり前だろう。
OG、元ジェンヌさんといっても、実にさまざまだ。
いろんな人がいた。
現役時代と変わらぬ金髪サングラスの人もいる。
上品な和装のおばあさまもいる。
阪急にお買いものついでに寄った主婦っぽい人もいる。
安っぽい服着た大阪のおばちゃんもいる。

車椅子のひとも大勢いた。
シルバーカーを押している人もいた。
介護タクシーが何台も停まった。
両足に装具をつけて車椅子に乗って、それでも美しいスカートをはいて背筋を凛と伸ばしている人もいた。
どうみても要介護5ありそうな人も来ていた。
帰りに大劇場の前で記念撮影をし、
 「来れてよかったね」
という介助者のつぶやきが聞こえた。

宝塚をやめてから、いろんな人生があったのだと思った。
いろんな喜びや悲しみや苦しみを越え、長い人生を過ごしてきて、
 「今年宝塚が百周年を迎える」
とききつけ、青春をすごした場所に帰ってきた人たち。
何十年かけて大劇場に帰ってきた人たち。
スターじゃなかったかもしれないし、名前を聞いてもぜったいに知らないけど、この人たちが宝塚をつくってきたのだ。
私はOGの雑踏にもまれながら宝塚の百年を実感した。
歴史は人だ、と。

ところで歴史の長いのはジェンヌばかりではない。
私が興奮して
 「リカさんだ!リカさんだ!」
と声にだしたら隣りのひとに
 「どのリカさん?リカさんて名前のひといっぱいいるからわからないわ」
と言われた。
かなり年期の入ったファンの人たちで
 「春日野八千代さんの光源氏はご覧になりました?」
 「ええ、美しかったですねえ!」
なんて話している。
ファン歴70年とかケタが違う。

みんなが集いに帰ってくるところ。
宝塚が、200年も300年も続きますように。

大劇場・遠景
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