駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
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 「なんとなく花のみち日記」 2007年 07月 20日 (金) 19:44
昨日、忙しいと知りつつ休みをとった。
 「誕生日なんで!」
と言い捨てて。
誰にも文句は言わせない。
トシの話もきかせない。

梅田芸術劇場、花組『あさきゆめみしII』。
II。
2。
ツーって、何。
和語なら和語らしく!
『あさきゆめみし ふたつ』ではアカンのか。

タイトルなんぞどうでも宜しい。
ついでに話もどうでも宜しい。
私は紫式部より清少納言派なのでございます。
漫画はよく知らないのでございます。
茶髪の平安貴族とか、カタカナ語を駆使する平安貴族とか、
ファンタジスタな謎の半球体とかも、よくわかんないのでございます。
ついでに娘役陣は誰が何の役なのかよくわかんなかったのでございます。

それはともかく。
春野寿美礼という名前もお顔も歌声も、雅きわまる光源氏でございました。
美しく。
影を抱いて。
いろけがあってね。
・・・男役の色気はエロ気と別物です。あしからず。
また夜這いしてたけどさ。

真飛サンは生と死の時間を統べる、和名の死神といったところ。
トートと同じで、突然、変なとこから現れる。
波の底から。
エレベーターの中から。
神出鬼没の時の、ときのめだま!
いや違った。
ときの、あめだま!
いや、くすだま!
いや、びーだま!
なーんかキラキラして見えたのだ。
衣装ではなく存在感が。
 「最後に分ったんだけど、あのひと、宇宙人だったんだね」
と友達が言った。
えええ!
エイリアンでしたか、刻の霊(ときのすだま)。

平安時代の茶髪男・頭中将は壮一帆君。
7年前、新人公演で同じ役をやっていたのを覚えている。
親子4人で舞う場面、あのときの壮君はどんなに美しかったことか。
今では美しいばかりではなく立派な演技派だった。
大人になったなあと思った。

二幕も後半。
だんだん辛くなってきた。
仕事をサボって観にきた身の上。
昼飯代さえ事欠くありさま。
お腹が鳴った。
ぐるるるー。
隣席のひとのお腹も鳴った。
ぐるるるるるー。
2人のお腹が同時になった。
ぐるるるるるるるー!
・・・シンクロした。
お隣のひともやっぱり貧乏なんだろうか。

(以下、ネタバレになっても気にしない人だけどうぞ。
たいしたことないけど。)
 
さて、お腹が鳴ってるあいだに光君は刻のすだれと2人、愛の海を泳いでわたってしまわれた。
華麗なる女性遍歴を誇る光君も、あの世で巡りあうのはただ一人の女性。
純白の天国セットに包まれて、愛の世界に包まれて。
ああ。
綺麗だなあ。
と浸って終わっていくのだが。

一瞬。
ほんの一瞬で。
天国のセットがはじけとび、あさき夢の平安世界もぶっとんだ!
あらわれたのはコッテリ濃い夢!
ギラギラのショーの始まりだ!
またまた吠えてる真飛聖!
 「何するねん!」
てなぶち壊し具合。
急転直下がすばらしい。
黒燕尾に白い顔が全員そろって浮いてるし。
ギラギラスパンコールくっつけて
 「ああ紫の上~」
としみじみ歌われても雅じゃないし。
ドレスの上から和装を羽織るなんて、素敵すぎて無理矢理すぎて、綺麗だった。

中途半端はキライやねん!
そやけどある意味、半端じゃなくタカラヅカらしい展開やねん!
しかも芝居ぜんぶ合わしたよりフィナーレのショーのほうがおもしろかってん!
どないやこれ!

・・・浅き夢見じ酔ひもせず。
半笑いのうちに緞帳が降りた。
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 「宝塚雑談」 2007年 07月 16日 (月) 00:31
開演前の空気が好きだ。
開演前。
赤い座席についてから、あなたは何をしているだろう。
友達とおしゃべり。
プログラムを広げての予習。
もしくは大急ぎでカロリーメイトとかじるとか。

私はオーケストラの音あわせを聞くのが好きだ。
やわらかな和音を触るバイオリン、
音の階段を上り下りするクラリネット、
ロマンチックな一節を奏でるフルート、
軽く叩くドラム。
ばらついた音の上に観客の話し声が風のように重なりあう。
開演前のざわめきは、緞帳の向こうに待っている世界への、期待にみちた前奏曲なのだ。

穏やかな時間をさえぎり、開演を告げるブザーの音。
 「皆様たいへん長らくお待たせいたしました」
アナウンスが流れている。
灯りが落ちて、客席はゆっくりと闇につつまれていく。
観客はいそいそとプログラムを閉じ、今を最後と咳払いをしておく。

オケボックスにあらわれた指揮者の背中。
ばらばらだった音がラの音で一つになる。
そうして。
やがて。
白いタクトが振り上げられて。
心臓がドクンと音をたてる一刹那、静けさと緊張のなかで、
私は劇場にきたのだと、舞台を同じ空気を吸いながら観るのだという喜びをかみしめる。
張り詰めた空気の中をタクトが舞い、音楽が走りだす。

さあ! 幕が開く。
カテゴリ: 宝塚雑談
 「宝塚雑談」 2007年 07月 12日 (木) 00:00
友達から、わけの分らぬメールが送られてきた。

 「『AQUA5』だってー!」

アクア5。
何ですかそれは。
『プリキュア5』の仲間か何かか。

 「水サン筆頭に、彩吹サンとか音月くんとかがやるんだってー」

えええ!
宝塚のハナシか!
雪組のハナシか!
水サンがキュア・ドリームで、彩吹サンはキュア・ルージュで、
・・・こんな感じか!



一体何の話なのだ?

ああ。
8月の世界陸上ですか。
開会式で水サンたちが歌うのですか。
それにしてもその、アクアファイブだかフィンガーファイブだかミラクルファイブだか、ユニット名を決めたのは誰ですか。

おお、国歌斉唱もあるのですか。
こちらは春野サンが歌うのですか。
 「どんなもんだい!」
というほどタカラヅカスタイルな『君が代』を聴かせてもらえそうな気がします。

話は変わるんですが今日、付き合いの薄い先輩にこんなことを言われました。
 「へえー、あんたノーマルだったんだ。
  宝塚ファンだって聞いたから女のほうが好きなのかと思ってた」
違います。

開会式はTVでもやるのかな。
宝塚って・・・と思ってる人たちの偏見をぶっとばすくらいの勢いで、たくさんの人を魅了してほしい。
いろんな面を魅せてほしい。
願わくば、健全路線で頼みたい。

  
カテゴリ: 宝塚雑談
 「宝塚雑談」 2007年 07月 10日 (火) 23:48
CSで宙組公演の模様が流れていた。
先日いっしょに観にいった姪っ子は
 「これ、みたね!」
と大喜び。
画面ではプロローグの大和悠河くんがショーの主題歌を歌っていた。
 「宙! FANTASISTA~♪」
すると姪はこう言った。

 「『ほら・ファンタじいさん』って、なあに?」

宙・FANTASISTA!
そら・ファンタジスタ!
ほら・ファンタじいさん!

・・・違う!

私が訂正するより早く、妹が
 「ファンタを飲むお爺さんのことじゃないの?」
とテキトーなことを教えたものだから。
 「ほらファンタじいさーん!
  ほらファンタじいさーん!」
絶好調で歌いはじめた。
 「おもしろいうただね!
  あたし、ファンタはグレープのがおいしいよ」
私はオレンジがいいよ。
おもしろいのは、あんただよ。

・・・せっかく本物観にいったのに・・・。
カテゴリ: 宝塚雑談
 「なんとなく花のみち日記」 2007年 07月 05日 (木) 16:56
 「初めて宝塚歌劇を観たのはいつですか?」
という問いに
 「小さすぎて覚えてない」
と答えるファンは少なくない。
もちろん私もその一人。
仕込みは早いほうがいい、というわけで。
先日、連れていったのだ。
4才半の姪っ子を。
宝塚を「かたらづか」と呼ぶ幼稚園児だが、ディズニーランドの次に舞台が好きで、オペラハウスもデビュー済み。
宝塚を観にいこうと言うと踊りあがって喜んで
 「やったあ! 一番前の席で観ようね!」
ごめん。
それは無理。

席はもちろん通路席。
四方八方、上下左右、どこにも誰もいない席。
トイレも済ませて、
 「絶対ゼッタイ『しーっ』ってしてる」
と約束させて。
だが。
しょせんは子供である。
絶対ゼッタイ、飽きがくる。
モゾモゾし始めたら途中で抜けて、ショーだけ観に帰ればいいや。
・・・というのが私の(経験に基づいた)予想だった。

ところが!
夢中。
もう、夢中。
私の手から双眼鏡を奪いとってかぶりつき。
ラブシーンもガン見。
鈴奈沙也サンをもガン見。
あげく幼児用座布団をもってきてくれた蛍さんに向かって
 「しーっ!」
と注意する始末。
かなり必死。
私より必死。
緞帳が降りてから初めて口を開いて、
 「どうして、おわっちゃったの?」
と文句を言った。
ストーリーなどどうでもよくて、ただただひたすら夢見心地で
 「王子様がかっこよかった!」
・・・ああ。この子は宝塚の楽しみ方をちゃんと知ってる。
くたびれたファンの私みたいに、
フェルナンドは初日にくらべてちょっと日焼けしたなとか、
悠未ひろ君の言う「退役軍人」がどうしても
 「たいやき軍人」
に聞こえるとか、
屋台でたいやき焼いてる美郷真也サンもなかなか良いとか、
ホルヘの奥さんはどんなけ大女なんだろう、とか、
どうでもいいことに煩わされずに夢みていられるのだ。

幕間は、餡パンを食べて一階席へおりて銀橋にタッチしたら終わってしまった。
ショーが始まる。

元気いっぱいのプロローグ。
月のロマンス。
相も変わらず姪っ子はうっとり見惚れていたのだが。
鎖骨で誘惑する女・陽月華サンの力強さにやられたかのように。
コテンと寝てしまった。
芝居で起きてショーで寝るなんて。
普通は逆なものだけど。
あまりにも全力で観るために、力尽きてしまったのだろう。

ようやく目を覚ました時には、ショーも大詰め、大階段が登場していた。
きらきら輝く大階段。
金色の夢の大階段。
・・・夢からさめても、まだ夢のなか。
寝ぼけまなこの4才児は、幸せそうににっこり微笑み、夢うつつのまま拍手をしていた。

そうして緞帳がおりると
 「いい子にしてたでしょ!」
と、得意そうに言う。
 「いい子だったよ」
と、私は褒めてやる。
とってもいい子だった。
私は安心して観れた。
もし
 「どうして男のひとどうしで××してるの?」
なんて訊かれたらどうしよう、と思ってたからね。

帰りみち。
ファンクラブさんの出待ちに遭遇した。
 「あのひとたち、何してるの?」
と訊かれたので
 「あのドアから王子さまが出てくるから、みんなで『キャー!』って言うんだよ」
と教えたら、
 「ミッキーみたいだね!」
姪っ子は嬉しげに微笑んだ。
 「ディズニーランもね、ミッキーが出てくるとみんな『キャーッ』て言うよ」
ミッキーマウスと大和悠河くん。
あんまり違和感がないなと思った。

今日になってもあの子はまだ
 「かたらづか、たのしかったね。
  またいこうね」
と言っている。
よっぽど楽しかったらしい。
幼児観劇の考え方は人それぞれだけれど。
温泉に生まれ遊園地に育った大劇場の深い懐に、この子をまた連れてきてやりたいと思った。
・・・空いてる平日限定でね。

ちなみに。
家に帰ったらたまたまスカイステージで『我が愛は山の彼方に』が流れていた。
姪はとても喜んで
 「これ、きょうやってた歌だね!
  アイシテル~♪
  アイシテル~♪」
ゴキゲンで歌いはじめた。
・・・私は敢えて否定しなかった。
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