駄らだらと語る宝塚ファンのブログ
駄らだら、たからづか。
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 「なんとなく花のみち日記」 2015年 06月 07日 (日) 21:42
再演されると知ったとき、友達にまっさきに連絡した。
 「お願い、一緒に観にいって!」
だってさあ、あれを一人で観るなんて無理。
客席で一人ぽっちで笑いつづけるなんて無理!

それで2人で笑いにいった。
訂正。
2人で観に行った。
宙組『王家に捧ぐ歌』。
・・・宙組であってる?

とっても真面目な作品です。
平和をうたっているのです。
それでもなぜか笑いが止まらない。
『ベルばら』に笑いが止まらないのと同じように。

なにしろ初演の頃と変わらず壁画のセットがたまらない。
上手端に描かれた通称『パンツ一丁男』が健在だ!
12年ぶりのパンイチ君久しぶり!

 男 「鶏のタマゴとれたで。あんた食うか?」
 神様 「いや、俺も鳥やし、共食いになるからやめとくわ」
みたいな2コママンガもお気に入り。

端っこの方ではオオカミがガオーッてやってるし。
地下牢入口に描かれているアヌビス神なんて舌がテヘペロッてるし。

壁画はさておき。
主役の2人。
妖怪ファラオは無事に空を飛んでいた。
赤鬼アモナスロはますますワルくなっていた。
あ、ここは主役じゃなかったか。

ラダメス君はちょっと前屈み気味だけど、爽やかな将軍でございました。
アイーダさんは素敵な声で聴かせてくれました。
お約束のように手に汗握る、なかなかおもしろいアムネリス様でございました。
「てっさ」みたいな被り物がすごく懐かしかった。
あと、真風涼帆くんがむちゃくちゃかっこよくなってた!
ウバルドってあんなに良い役だったっけ!?

ツッコミ始めたら止まらないので、以上、おわり!
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 「なんとなく花のみち日記」 2015年 03月 10日 (火) 01:29
舞台はあまり観ていなかったけど、昔から見てきた人が大成するのは嬉しかった。
だから今日、千秋楽のお見送りにいってきた。
さよなら公演も観られなかったけど
最後にみたレオン君のダンスといえば大運動会のダンシング玉入れになるけど
私はこういう形のファンだから
入り待ち出待ちだけはしておきたかった。

2500人もの人々が当日券の抽選にならび
入り待ちを見るために前日の朝から場所取りをした人もいたらしい。

小糠雨のなかの入りは、雨なんかはじきとばしそうな勢いがあった。
宝石箱の神輿に乗ったレオン君は王様みたいに担がれていった。
組子たちがはやしたて、ファンの人たちがいじらしいほど一生懸命に歌を歌っていた。

出のときも冷たい雨が降っていた。
小雨というより大雨だった。
むちゃくちゃ冷えて寒かった。

これでは緑の袴も濡れてしまうだろう。
足袋から雨がしみるだろう。
そんな心配をしたけれど、退団者は雨などものともせず、みんなキリリと美しく去っていった。
愛原さんは背筋をのばし、雨粒をふりとばして去った。
レオン君は、あまりにも清々しく立っているものだから、まるでそこだけは雨が降っていないかのように見えた。
そこだけ太陽が射し、乾いて暖かいように見えた。

お日様のようだった若手は、のびのびと育ち、大きな太陽として卒業していった。
巨星が去って行った。
 「なんとなく花のみち日記」 2015年 03月 09日 (月) 23:54
あれは何年前のことだろう。
 「すごい子がいる」
と、一人の音楽学校生のことが話題になっていた。
 「ほんとにすごいよ!」
舞台をみた人も同じことをいった。
どこに出てるか教えてもらおうとすると
 「見たらすぐわかるよ。一人だけ、ものすっごい踊ってるから」
本当だった。  
ものすっごい踊ってた。
天を掴み空を切り裂くダイナミックなダンスだった。
・・・えっと、研1だよね?
なんだこの異次元空間は。

すべてが大きかった。
ダンスも身長も存在感も、口をあけてガハガハ声をあげる笑い方も。
太陽のような若手だった。

柚希礼音くん。

一番印象的なのは『花の業平』の新人公演。
忘れもしない。
梅若という役だった。
梅若が舞台にとびだしてきただけで、パッと明るくなったんだ。
太陽が顔をだしたみたい!
そう思った瞬間、調子っぱずれな声で歌いだした。
ずっこけた。
「音のはずし方までダイナミックだね」
とみんなで笑った。
ああいう人は端っこに置いておけない。
スターになるしかないのだと、誰の目にも明らかだった。

若いうちはパワー制御できなかったのだろう。
良くも悪くも目立って仕方がなかった。
星組の暴れん坊。
やんちゃくれのいたずら坊主。
そんなレオン君が好きだった。
ザネリが好きだった。

「王家に捧ぐ歌」の新公ラダメス。
「タカラヅカ絢爛」の蛇のダンス。
プリセツカヤ振付のダンス。
だんだんとパワー制御ができてくる。
少年期が終わりに近づいてくる。

歌えるようになるともう無敵だった。
『スカーレト・ピンパーネル』のショーヴランは感動的だった。
 「踊ってないのにすごい!」
と誰かが言った。
巨大男役・柚希礼音が完成した。

レオン君がトップになったのと、私が宝塚から離れたタイミングがちょうど同じだった。
トップ姿は数えるほどしか見てない。
若い頃しか知らない。
何を見ても
 「まあ、あのヤンチャ坊主が大きくなって」
と近所のおばちゃんの心境で感心するばかりだ。

舞台はあんまり見ていなかったけど、ビッグなスターになっていることは知っていた。
わかっていた。
音痴の梅若のときから。
太陽のようなトップスターになって、舞台と客席を照らし出すに違いないと。


 「なんとなく花のみち日記」 2015年 01月 26日 (月) 22:23
先週、金曜ロードショーの『ルパン三世』を見逃した。
楽しみにしていたのに。
・・・じゃ、宝塚で見ようか。
てことで、3か月ぶりの宝塚が『ルパン3世』。
ポスターを見たときには
 「なんでもアリやな」
と改めて感心したのだけれど。

見終ってみると。

可愛かった!
感動的に可愛かった。
モミアゲもないし「ルパン3世の青春」みたいだった。
何なのあの爽やかさ!
銭形のとっつあんも頑張ってた。
フジコちゃんもいっぱい谷間を描いて頑張ってた。
カリオストロに変にウケた。
みんなほんとに可愛かった。

実は、このあいだ知り合ったおばちゃんに
 「私、麻路さきサンとか彩輝直さんとか大和悠河サンの『歌』が好きなんです」
って告白したら
 「それじゃあ早霧せいなサンの歌がおすすめよ!」
とすすめられた。
それで、ワクワクどきどきハラハラ、期待してたんだけど。
違うやん!
ぜんぜん違うやん、おばちゃん!
期待したよりずっと、歌うまいやん!

近頃、どこをみても「可愛い」しか感想が出てこない。
私、宝塚でカッコいいとか思える人って、もしかしたら箙かおるサンくらいまで上らなくちゃいけないかもしれない。

思えば見始めた頃はまだ子供だったから、スターさんってずっと年上のお姉さん(か、おばちゃん)だと思っていた。
それがだんだん近づいていき。
やがて同世代になって。
気がついたらトップ全員年下になってて。
 「今、舞台に立ってるジェンヌが生まれる前から、私、宝塚みてるんだ」
ということに気がついた。
完全におばあちゃん目線になってるよ私。

さて、今週の『ルパン三世VS名探偵コナン』は見逃さないようにしよう。
 「なんとなく花のみち日記」 2015年 01月 12日 (月) 10:57
2015年。
あけましておめでとうございます。
と言ってもいいのでしょうか。
関西では15日まで良いのでしょうか。

年末の30日に一度だけ、宝塚の町を車で走りました。
花の道を走りました。
忙しいはずの年の瀬でも、やっぱりファンの人がお稽古待ちをしていました。
皆様お疲れさまでございます。

100周年で急激に増えた宝塚ファンが
101年をすぎてもそれほど減ることなく
順調に1年を過ぎていきますように。
お祈りしています。

舞台、見たいなー・・・。
 「なんとなく花のみち日記」 2014年 10月 07日 (火) 23:42
10月7日の夜に記事を書きかけました。
ところが途中で忙しくなり、
ブログを書いてる余裕がなく
うっかり忘れておりました・・・。
コメント欄で思い出させてくださった方ありがとうございました・・・。
途中までですが、書いたぶんだけでもあげておきます。


10年前、私は友達と約束してた。
 「10年後にもここで会おう」
と。
10年後なんてどうなってるのかわからない。
わからないからこそ、約束したのだと思う。

あれから10年。
今日が約束の日だ。
10年に一度のお祭りの日だ。

宝塚大運動会!

この10年のうちに、私はすっかりタカラヅカから離れてしまったけれど
それでもやっぱりこの約束は果たしたかった。

2時頃に着いたら大阪城ホール前にはすでにいくつものファン集団が気合の入ったコスプレ姿で盛り上がっていた。
キモオタの祭典。
なんて言ったら殺されるんだろうな。
私もその一人なわけだけど。

観客席はものすごかった。
得点が入るたびに、爆発する喜び。
凶暴なまでの興奮。
熱気で息ができないほどだった。
目まいがした。

まずは楽しみにしていた入場行進。
宙組さんがめちゃめちゃかっこよかった。
和の雪組も素敵だった。
月組さんが可愛らしかった。
一輪車でたったひとりトラック一周がんばった星条海斗くんが偉かった。
あと、専科さんがなんともいえない感じだった。

競技でおもしろかったのは、なんといっても「ダンシング玉入れ」!
玉入れとオリジナルダンスを交互に行うという競技。
なんやそれ!
って思ったけど、そのダンスがむちゃくちゃ本格的で気合入ってて
 「玉入れ、いらんやん!」
と誰もが思ったに違いない。
柚希礼音君のぶんまわしリフトを見られて嬉しかった。

縄跳びは、縄まわしてるお兄さんが大変そうでお疲れ様だった。
花組がなんか可哀そうな感じになってた。

椅子取りゲームはコワかった。
命がけだなと思ってみていたら、勝ち残った子が
 「椅子を恋人と思ってがんばりました!」
と言っていた。
略奪愛か。
音楽学校生が
「椅子をとりにいくなんてとんでもない」
という感じで直立不動のままでいたのが痛々しかった。
どうでもいいけどこの運動会、一般人が参加する意味あるのでしょうか。
椅子取りにはすごいキャラの濃いそうな人も参加してて、もしこの人が優勝したらどうしようかと心配しました。


当日書いたのはここまで。
その後バタバタしててすっかり忘れておりました。

私は星組席のうしろで立ち見してました(立ち見の場所は指定されていた)。
ので、星組が綱引きで勝った瞬間、そして優勝が決まった瞬間、
スターもファンの人も泣くわ笑うわの大渦のなかに巻き込まれ
どえらい大騒ぎを一緒に楽しんでまいりました。

最後にみんなで『すみれの花咲く頃』を歌った。
・・・いい曲だと思った。
10年後にもこの歌を歌いたいと思った。
10年後、私達がどうなってるのかは誰にも分からない、
日本が戦争をしているのか、宝塚歌劇がまだあるのか、自分が生きてるのかすら、わからない。
だからこそこうして運動会なんかで真剣に騒げる今の平和は、とても幸せで、貴重なことなのだろう。



これは、私が10年前に書いたブログ。(なんとなく花のみち日記)。

10年前には、母を在宅介護することも、ショートに預けて遊びにいくことも、ぜんぜん想像していなかった。
それでも私は見に来ることができた。
約束を果たすことができた。
それがとても嬉しかった。

友達と肩をならべて帰り際。
夜空に、とても美しい月が浮かんでいた。
 「また10年後」
 「10年後か」
 「来れるかな」
 「どうかな」
10年後。
またこの場所で美しい月を見れますように。
 「なんとなく花のみち日記」 2014年 08月 27日 (水) 00:17
ツイッターで
「エリザの当日券にはおそろしい人数が並ぶ」
と聞いた。
まさかと思いながら行ってみると
「なんだこれ」
っていうくらい、たくさんの人が並んでた。
私はかれこれ30年くらい当日券に並んでるけど。
その中でも屈指。
楽でも初日でもない平日としては、ちょっとあり得ない。
すごいな、エリザ。
すごいな、百周年。
・・・来年からどうなるか楽しみ。

今回の花組さんは、優しいエリザだった。
怖い人が一人もいないエリザだった。

トート君はお綺麗で、でも鼻息の吸引力がものすごくて
シシィはかなりのオトコマエで、でも手に汗にぎるスリルがあって
皇帝フランツは出てきた瞬間から立派な名君で、歴史に残る賢帝で
ルキーニはツッコミどころがひとつもなくて
ルドルフはハッタリが効いてて、でも歌うと手に汗握らせて
ゾフィはおでこに釘づけだった。

みんなすごく可愛かった。
すごく楽しいエリザだった。

終演後。
テンションが上がっていたので「殿堂」へ行く。

男役

娘役

手形

私の旅のお供・キャプテンは、いろんな所を旅してきた。
アフリカで滝にうたれ
エジプトの沙漠に潜り
マチュピチュ遺跡にも登った。
そして本日はついに。
憧れの羽扇に登って来た。

羽扇
(必死でしがみついてる)

いろいろ楽しかったー!
 「なんとなく花のみち日記」 2014年 04月 05日 (土) 21:54
劇団が売られるという噂はずっとあった。
情報通を自称するおばちゃんがよく言っていた。
「百周年まで、もたないね」
ところがだ。
驚いたことに。
来ちゃったよ。
百周年!!!

私自身は宝塚から離れてしばらく経つ。
時間的にも金銭的にも観劇なんてしている余裕はない。
それでも百周年は特別だ。
いてもたってもいられない気持ちで友達と待ち合わせた。
・・・花見をしよう、と。

大劇場

記念式典に出席するOGの入待ち出待ちをする。
なにしろ100周年。
夥しい人数だ。
何百人、いやもしかして千人超のOG大集結。
大劇場前は犬も歩けばOGに当たるほどの元ジェンヌだらけ。
祭だ!
というか、カオスだ!
OGカオス!

剣幸さんが淡々と歩いていく。
稔幸さんはにこやかに歩いていく。
映美くららさんはキリリと前をみつめて突進していく。
麻実れいさんが大物オーラを放ちながら過ぎていく。

湖月わたるさんは囲み取材をにこやかに受けている。
真飛聖さんはあくまでも無表情に取材を受けている。

麻路さきさんは黄色くてデカく見つけやすい。
絵麻緒ゆうさんが歩いてくるのは100m向こうからでも判った。
星奈優里ちゃんはぜんぜん変わってなかった。
霧矢大夢さんと成瀬こうきさんは美人になりすぎて一瞬誰だかわからない。
貴羽右京ちゃんは健康的になっていた。

まわりのファンが色めきたったかと思えば紫苑ゆうさんで、舞台衣装みたいな白いフリルを着て現れ、ハイスピードで立ち去った。
和央ようかさんはファンから祝福の言葉でもかけられたのかずっと笑っていた。

彩乃かなみちゃんの顔をみると美しい歌声が脳裏によみがえった。
大空裕飛さんはあいかわらずカッコよく、こだま愛さんはあいかわらず可愛らしかった。
綺華れいちゃんは今でもマライヒで、彩輝直ちゃんはびっくりするほど美しかった。

大地真央さんがくる。
遥くららさんがくる。
真帆志ぶきさんが足元ちょっと危なっかしいのに美学と心意気でヒールを履いてくる。
あまりにも貫禄がありすぎてどこのドンかと思ったら扇千景さんだったりする。
最後に車から降りてきたのは真矢みきさんだったか。

キリがないのでここらでやめるけど。
ほとんどは知らない顔だった。
私が生まれる前に活躍していた人のほうが多いのだから当たり前だろう。
OG、元ジェンヌさんといっても、実にさまざまだ。
いろんな人がいた。
現役時代と変わらぬ金髪サングラスの人もいる。
上品な和装のおばあさまもいる。
阪急にお買いものついでに寄った主婦っぽい人もいる。
安っぽい服着た大阪のおばちゃんもいる。

車椅子のひとも大勢いた。
シルバーカーを押している人もいた。
介護タクシーが何台も停まった。
両足に装具をつけて車椅子に乗って、それでも美しいスカートをはいて背筋を凛と伸ばしている人もいた。
どうみても要介護5ありそうな人も来ていた。
帰りに大劇場の前で記念撮影をし、
 「来れてよかったね」
という介助者のつぶやきが聞こえた。

宝塚をやめてから、いろんな人生があったのだと思った。
いろんな喜びや悲しみや苦しみを越え、長い人生を過ごしてきて、
 「今年宝塚が百周年を迎える」
とききつけ、青春をすごした場所に帰ってきた人たち。
何十年かけて大劇場に帰ってきた人たち。
スターじゃなかったかもしれないし、名前を聞いてもぜったいに知らないけど、この人たちが宝塚をつくってきたのだ。
私はOGの雑踏にもまれながら宝塚の百年を実感した。
歴史は人だ、と。

ところで歴史の長いのはジェンヌばかりではない。
私が興奮して
 「リカさんだ!リカさんだ!」
と声にだしたら隣りのひとに
 「どのリカさん?リカさんて名前のひといっぱいいるからわからないわ」
と言われた。
かなり年期の入ったファンの人たちで
 「春日野八千代さんの光源氏はご覧になりました?」
 「ええ、美しかったですねえ!」
なんて話している。
ファン歴70年とかケタが違う。

みんなが集いに帰ってくるところ。
宝塚が、200年も300年も続きますように。

大劇場・遠景
 「なんとなく花のみち日記」 2013年 10月 29日 (火) 21:47
数か月ぶりの休日で。
半年ぶりの宝塚。
半年ぶりに当日券売場に並んだら
 「座席完売」
って、えええええ!
久しぶりに来たのに酷くない?
いや、見るけどさ。

えらい人気があるのだなと思ったら、遠足シーズンのせいらしい。
まあ、いるわいるわ、団体様がなんと1500人!
学生さんだらけだ。
しかも関西の学生さんが多いもんだから。
つっこむつっこむ!

幕開きのレット・バトラーの『さよならはいいたくなかった、さよならだけは・・・』という独白、ここからすでに
 「どういうこと?」
とつっこみ始めている。
二幕の開演を伝えるアナウンス『皆さま長らくお待たせいたしました』にすら
 「いえいえお気になさらずに」
と答えてる。
きわめつけはバトラー夫妻の修羅場シーン。
スカーレットが階段をふみはずし、悲鳴をあげながら転がりおちたそのとき、
 「チーン!」
絶妙なタイミングで合いの手を入れた。
うまい!
さすがに関西の学生さんは宝塚の楽しみ方を知っていると、おばちゃんは感心した。

さて問題はその後だ。
『風共』には大昔からつっこまれ続けてきた名場面がある。
 「産気づいて倒れるメラニーを無視して歌いはじめるレット・バトラー」
の場面。
10年ぶりの再演だしいくらなんでもアレは改善されてるだろうと思ってた。
いくらなんでも。
いくらなんでも。
いくらなんでも!
・・・でも。
というか、やっぱりというか。
なにひとつ改善されてはいなかった。
植田御大につっこめるやつ1人もおらんのかと。
メラニーは倒れながらも手をのばし、完全に『ヘルプミー』のポーズなのにレットは気づかない。
それを見た高校生男子はそろって指をさし、ささやき声で合唱した。
 「志村ー! う・し・ろ!」
今の子もそんなのしってるんだ!?
違う意味でおばちゃんはまた感動した。

そんな『風と共に去りぬ』ですが。
皆さん頑張ってて素晴らしい公演でございました。
でも相変わらずわからないのです。
バトラーさんの歌に『君の優しさ胸にしみる』とありますが、スカーレットのどこらへんが優しかったのでしょうか。
『君の無慈悲が胸にしみる』の間違いではないでしょうか。
恋は盲目なのでしょうか。
あばたもえくぼなのでしょうか。
恋する乙女レット・バトラーの眉毛はあの太さって決まってるのでしょうか。
昭和臭を漂わせないといけないきまりとかあるのでしょうか。
休憩時間に女子高生が
 「レット、まじイケメン!」
 「ヤバイ!」
 「超ヤバイ!」
 「ヤバすぎ!」
とはしゃいでいました。
きっとあの眉毛がヤバかったのだと思われます。
ちなみに女子高生は
「メラニーいいヤツすぎて絶対、ウラあるわ」
と断言してました。
今の子はほんと鋭いです。
 「なんとなく花のみち日記」 2013年 04月 20日 (土) 20:37
なんだかいろいろ煮詰まって。
たどり着いたら宝塚。
ここが私の帰る場所。
雪組公演『ベルサイユのばら』。

まずは、ともかく。
壮一帆くんトップおめでとう!
私がよく観ていた頃の壮くんは、まるで竹みたいな男役だった。
まっすぐで硬くて節がある。
若竹は壁にぶつかりしんぼうしてしんぼうしてそれでも硬さを失わず、燻されたように輝くフェルゼンになった。
冷静沈着なフェルゼン。
頭よさそうなフェルゼン。
理屈こねてるフェルゼン。
スウェーデンに帰国したのはメルシー伯に諭され流されたからではなく、ちゃんと自分で考えて納得したから帰国した、ように見えた。
そんなフェルゼンが、楽しげに馬車にのってムチをふりまくる
 「ゆ・け・ふぇるっぜーん」
の歌が、頭から離れません。

アンドレ未涼さん。
猫系アンドレ。
足音もなく忍び寄る。
常に背後から忍び寄る。
そして何かを狙ってる。
そのくせ髪がふわふわだ!
ああ、もふもふしたい。
フェルゼンとアンドレが並ぶと異様なくらいの安定感がございました。
 「耐震構造」
って言葉が頭に浮かぶ。

オスカル早霧せいなちゃん。
若くて美人のオスカルだった。
三十路には、とても見えない。

ごめん。
3人しか名前わからない。
アントワネット様が非常にお上手であらせられました。


さて、全体の感想は以下に隠しておきます。
けっこうぼろくそです。
ぼろくそですが、けっして貶しているわけではありません。
ひねくれた賛辞です。
怒らない傷つかない自信のある方のみ続きを読んでください。
(無粋な書き込みは無視します。)
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